それは新千歳=那覇、仙台=那覇です。
私もどこが費用対効果の高い路線か調べた時に気になった路線です。
でも、新千歳=那覇、仙台=那覇ともに折り返し運用ではなく、那覇に到着する前に新千歳、仙台に向けた便は那覇を出発してしまいます。
仙台 | 那覇 | 那覇 | 仙台 | ||
NH1863 | 11:55 | 15:10 | NH1864 | 14:15 | 16:45 |
新千歳 | 那覇 | 那覇 | 新千歳 | ||
NH1693 | 10:45 | 14:45 | NH1694 | 13:15 | 16:20 |
また、羽田起点なので、新千歳=那覇、仙台=那覇を組み込んだ場合は、どこかにPP効率の悪い路線も組み込まなくてはならず、せっかく高効率な路線を利用しても、その効果を打ち消してしまうことになります。
例:羽田起点に仙台=那覇を組み込む場合
◆羽田→伊丹→仙台→那覇→羽田(→那覇)
※2015年冬ダイヤ(期間によって一部時間が変わる場合があります)
NH0985 羽田 0610 → 0720 伊丹 1,100PP
NH0731 伊丹 0815 → 0930 仙台 1,390PP
NH1863 仙台 1155 → 1505 那覇 3,225PP
NH0472 那覇 1650 → 1900 羽田 2,860PP←日帰りならここまで合計8,575PP
NH0479 羽田 2000 → 2240 那覇 2,860PP
合計11,435PP
成田=仙台、新千歳=仙台、福岡=仙台はプレミアムクラスの設定がないので、仙台へは伊丹か那覇発着便という制約があります。
◆羽田→那覇→羽田→那覇→羽田
※2015年冬ダイヤ(1/7以降分)
NH0461 羽田 0625 → 0920 那覇 2,860PP
NH0994 那覇 1020 → 1230 羽田 2,860PP
NH0475 羽田 1435 → 1725 那覇 2,860PP
NH0478 那覇 2050 → 2300 羽田 2,860PP
合計11,440PP
このように、せっかくあれこれ工夫して仙台=那覇を組み込んでも、ダイヤの関係で1日で仙台=那覇、新千歳=那覇を往復することはできないので、プレミアムクラスを5便利用しても、プレミアムクラス4便で羽田=那覇2往復の方が獲得できるPPが多くなります。
また、最寄り空港が羽田、プレミアムクラスの設定がある那覇便が複数出ている中部、伊丹/関西、福岡以外の方は、最寄り空港から便が出ている羽田、中部、伊丹/関西、福岡のいずれかに向かい、そこを起点に那覇線を往復し、夕方以降に地元に戻るというパターンの方が良いかもしれません。その場合、最終的に羽田=那覇という方が最も多いのではないでしょうか?