2015年11月30日月曜日

ANA国内線プレミアムクラスと普通席の狭間で

少し前に話題になったスカイマークがキャンセルしたA380をANAが導入するという観測記事。私個人としては”ない”話だと思っているのですが、A380を導入すれば面白いサービス展開ができるのではないかと思っています。


路線やダイヤ、運賃、マイレージプログラムなど、似たような事業展開ですが、ANAとJALで最も異なるサービスというか、JALにあってANAにないのがクラスJという中間サービスです。
(クラスJはシートピッチ、座席幅ともに広めの座席で、機内サービスに普通席の飲み物に加え、茶菓が提供されます。また、初めのドリンクサービスの際、CAさんが乗客の名前を付け、「〇〇様、本日はご搭乗ありがとうございます。」と普通席より丁寧な対応をしてくれます。)


ANAでSFC取得後は羽田=大阪などの短距離路線でプレミアムクラスは飛行時間が短く、フライト前後のサービスはSFCでも受けられるので「もったいない」、近距離は節約して、長距離で贅沢したいという考えがあり、ANAでもクラスJみたいな座席があったらなーと時々思います。


とはいえ、JALの3クラス設定のB777-200シートマップを見てみると



クラスJの後方座席は翼上になってしまい、個人的には飛行機からの景色も空の旅の醍醐味で、座席は窓側を選ぶという人間からしてみれば少し残念な位置です。

それ以上に、普通席では最前方でも翼の上ということになり、ANAのSFC同様にJALのJGC特典にも前方座席の優先指定サービスがあるようなので、せっかくJGCになったのに、指定できる座席が翼から後ろっていうのも微妙ですね。(嫌だったら+1,000円のクラスJにしろってこと!?)




そして、ANAが追随してクラスJのようなサービスを既存の機種で展開するとなると座席の配置も似たような形になってしまうでしょう。


そこで妄想しちゃったのが3クラス設定の国内線仕様A380です。

総2階建てのA380なので、1階席最前列から翼までを普通席+1,000~2,000円程度で幅広シート+プレミアムSABOで提供されるような持ち帰りできるお菓子の小箱を付ける「プチ贅沢シート」的な位置づけの新サービスを設定し、1階席後方を普通席とします。
そして、2階席前方をプレミアムクラス、2階席後方を1階席同様に普通席とします。(2階席は1階席よりも前方から普通席となるのでSFC会員の前方座席優先指定サービスでの狙い目とします。)


ANAの決算発表資料では日本の総人口減少傾向を理由に機材の小型化で路線維持に努めるとあり、大型機の導入は供給過多のリスクを伴います。
しかし、シニア層をターゲットに高付加価値旅行商品の提供がビジネスチャンスと戦略として紹介されています。


国内線で大型機となれば投入路線は必然的に羽田=那覇、羽田=新千歳がメインになると思います。そういったリゾート路線に「プチ贅沢」という選択肢を提供するとともに、これまでのプレミアムクラス、普通席の選択肢も利便性やそれぞれの特徴を残したまま継続できるのはA380(もしくはB747-8)のような2階席のある大型機ではないでしょうか?


また、「プチ贅沢」シートで機材大型化による座席数増加を抑えつつ、客単価を上げることで供給過多のリスクを軽減し、普通席は団体運賃を引き下げて搭乗率維持(アップ)を図り、さらに日本の航空会社唯一のA380といったセールスポイントで様々な客層を取り込むことで、A380導入はリスクよりもチャンスの方が大きいのではないかと思います。


ANAが好きなスポーツチームのスポンサー、小口ながらANAの現物株主、SFC会員(2015年に50,000PP到達、2016年取得予定)でありながら、飛行機を予約する際、羽田=那覇はもちろん、羽田=新千歳、福岡のように飛行時間が1時間30分を超えてくるとJALのクラスJを魅力的に感じてしまいます。もちろん、私はそれらの前提があり、最終的にANAを選ぶのですが、特定の航空会社でマイルを貯めていない、その都度、価格やサービスで比較して航空会社を選ぶという人も数多くいるはずで、国内線の普通席、JALのクラスJ、ANAのプレミアムクラス(JALのファーストクラス)で比較して、「普通席は窮屈だけどプレミアムクラス(ファーストクラス)は高い」、「広い座席がいいけど、国内線で機内食はいらない」などの理由で「JALのクラスJ」を選ぶということは十分に考えられ、そういった「クラスJ」を選ぶ客層をANAは丸々取りこぼしているように思えてしまいます。


日本の総人口減少傾向だからこそ、高付加価値旅行商品の提供だけでなく、プチ贅沢(≒中付加価値旅行商品?)という選択肢も用意し、あらゆる需要を取り込めるような体制になってほしいです。



2015年11月28日土曜日

羽田=石垣でSFC修行はできるか?

先日、3月分の運賃が発表されていましたので、表を継ぎはぎで見やすくしてみました。


















※運賃は2-3月共通


1月は1往復だった羽田=石垣が2月1日から3月26日(現時点で分かる範囲)までは2往復で運航されます。
肝心のプレミアム旅割28運賃の最安値ですが、羽田発は89便が34,600円、91便が32,600円、石垣発は90便が30,100円、92便が32,600円となっています。もちろん、週末は高い設定になるはずですし、連休は別枠の通り割高ないわゆる足元を見た運賃になっています。

※羽田=石垣のプレミアム株主優待割引運賃は39,790円


▼プレミアム旅割28でのPP単価
89便 34,600円 3,460PP PP単価:10円
91便 32,600円 3,460PP PP単価:約9.42円
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90便 30,100円 3,460PP PP単価:約8.69円
92便 32,600円 3,460PP PP単価:約9.42円


おそらく、89便は折り返し90便、91便は折り返し92便の運用になると思いますので、最安値の90便に乗るためには同じCAさんが乗務する89便で石垣に向かうか、他ルートで石垣に入らなくてはなりません。


そこで、羽田=石垣の代替で羽田→那覇→石垣と来て、石垣から90便で羽田に戻るという行程がこちらです。

第1行程NH461便羽田6:10那覇9:00プレミアム株主優待30,190円2,860PP
第2行程NH1763便那覇9:55石垣10:55旅割756,600円370PP
第3行程NH90便石垣12:30羽田15:15プレミアム旅割2830,100円3,460PP

合計運賃66,890円で6,890PP獲得で、PP単価は約9.7円になります。

もちろん、89便と90便(もしくは91便と92便)の同じCAさんで往復でも構わない、89便と92便で羽田=石垣を往復し、石垣島に5時間50分滞在するという方は羽田=石垣をプレミアム旅割28で往復した方がさらにPP単価を下げられます。


とはいえ、プレミアム旅割28は787-8のプレミアムクラス12席のうち数席だと思うので争奪戦になると思いますし、変更ができないので急な予定変更などがあった場合のリスクなどがあります。


2015年11月27日金曜日

2月1日から羽田=石垣は1日2往復

ひとつ前の記事を書いている途中で気付いたのですが、2016年2月1日から3月26日までの期間、羽田=石垣便が1日2往復で運航されます。(3月27日以降は現時点で不明)

2月いっぱいは学生の卒業旅行シーズンで混雑するかもしれませんが、3月に入ると卒業式や新生活の準備などで忙しくなってくるので、SFC修行という観点から見れば3月の羽田=石垣はねらい目かもしれません。

運航機材はB787-8もしくはB767-300を基本に、時々B737-800が入ることがあります。いずれの機種もプレミアムクラスの設定があると思います。


肝心のPP単価ですが、現時点で分かる1月分のプレミアム株主優待割引運賃が39,790円で獲得PPが3,460PPなので、PP単価は11.5円と羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃よりも高くなってしまいます。

ただ、1月は週末を除き、プレミアム旅割28が30,690円で設定されているので、2月、3月も発売されれば、PP単価は約8.86円と羽田=那覇よりも抑えることができます。


■羽田=石垣線 運航スケジュール(2016年2月1日~3月26日)
NH89 羽田 0620 → 石垣 0950   |  NH90 石垣 1230 → 羽田 1515
NH91 羽田 1115 → 石垣 1445   |  NH92 石垣 1530 → 羽田 1815


しかし、89便と90便、91便と92便は同一機材での運航になっているため、石垣での折り返し便を利用すると、往復で担当するCAさんも同じということが予想されます。

これまで、ここでも何度か書いていますが、羽田=石垣は基本的にANA本体による運航で、機種もB787-8かB767-300ですが、那覇=石垣、中部=石垣、関西=石垣はほとんどがANAウィングスによる運航で機種もB737-800になるためです。

89便で石垣に到着し、散策や昼食を食べて90便で帰るというのがSFC修行にとっては絶好のタイムテーブルなのですがね。
かといって、89便で到着し、帰りは92便となると現地滞在時間は5時間50分。長すぎます。


「往復同じCAで何が問題なんだ!」
という強心臓の持ち主であれば良いのですが、私のような小心者ではそういう訳にもいかないので、朝は羽田=那覇で組んでみることにしました。



第1行程NH461便羽田6:10那覇9:00プレミアム株主優待30,190円2,860PP
第2行程NH1763便那覇9:55石垣10:55旅割756,600円370PP
第3行程NH90便石垣12:30羽田15:15プレミアム旅割2830,690円3,460PP

以上の3行程を乗り継ぐと、合計運賃:67,480円、合計獲得PP:6,690PPでPP単価は約10.08円となり、単純に羽田=那覇をプレミアム株主優待割引運賃で往復した場合のPP単価の約10.55円よりも安く抑えることができます。

もちろん、往復が同じCAでも気にしない、石垣島で5時間50分時間を潰すというのであれば、プレミアム旅割28で羽田=石垣を往復で合計運賃:61,380円、獲得PP:6,920PPでPP単価は約8.86円と、かなり安く抑えることができます。


羽田=石垣は対象路線限定ダブルマイルキャンペーンの路線ではないため、キャンペーン対象の方は羽田=那覇の方が良いかもしれませんが、それ以外の方は羽田=石垣を組み込んでみるのも面白いかもしれません。


※以上、2月、3月も平日に羽田=石垣にプレミアム旅割28が30,690円で設定されることを前提とした数値になります。

プレミアムポイントキャンペーン

2016年1月1日からの新たな対象者限定キャンペーンが出現しました。

 
「2017年度プレミアムステイタスの獲得に向けて、2016年もANAをご利用ください!」と。



内容は1月1日から3月31日までの期間に国内線、国際線問わず、2区間搭乗すれば2,016プレミアムポイントが加算されるというもの。
全路線対象なので、無制限で1区間搭乗ごとに100PPとか、プレミアムポイント一律5~10%アップ(羽田=那覇、プレミアムクラス利用で5%=143PP、10%=286PP)の方が良いのでは?と思ってみたものの、私自身は2016年のプラチナ到達までに様々な場所へ国内線を1年かけて12往復24便利用してきたので、3か月という期間で区切るのであれば2区間で2,016PPの方がありがたいですね。


対象運賃・予約クラスも国内線、国際線ともにマイル積算可能な運賃であればOKなので、国内線でいえばマイル積算率50%の団体運賃でも大丈夫そうですね。


まだ来年のスケジュールはほぼ白紙状態なので、1~3月に飛行機の利用機会があるのか、年間で最低でもブロンズ維持はできそうなのか、旅行を1、2回組み込めばプラチナ維持できそうなのか分かりませんが、年明けからの楽しみが1つ増えました。


では、1月~3月に飛行機の利用機会が未定で、1年の後半にブロンズやプラチナ基準に足りないPPをプレミアム株主優待割引運賃の羽田=那覇で一気に貯めるという私にとって、とりあえずキャンペーン期間中に国内線を1往復利用し、PP単価を下げられそうな路線を探してみたいと思います。

まず、考えたことは

1. 羽田=関空の国際線仕様B767の前方席を旅割75で使えないか
2. PP単価を下げたのに、宿泊や移動にお金がかかっては意味がない
3. やっぱり往復ともに同じCAさんは気まずい(嫌だ)


NH0093 羽田0710 → 関西0825 機種763 旅割75:10,590円
NH3822 関西1110 → 羽田1225 機種320 旅割75:11,990円
※3月平日の運賃、NH3822はSFJ運航便
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獲得PP:820PP
合計運賃:22,580円
PP単価=約26.88円  撃沈。。。



NH0461 羽田0625 → 那覇0920 機種738 プレミアム株主優待:30,190円
NH0994 那覇1020 → 羽田1230 機種738 プレミアム株主優待:30,190円
※NH461はANAウィングス運航の場合もあります。
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獲得PP:5,720PP
合計運賃:60,360円
PP単価=約10.55PP  やっぱり高効率。



NH0985 羽田0610 → 伊丹0720 機種78P プレミアム株主優待:19,890円
NH0016 伊丹0800 → 羽田0910 機種789 プレミアム株主優待:19,890円
※ダイヤ、運賃は1月の平日
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獲得PP:2,200PP
合計運賃:39,780円
PP単価:約18.08円  所要時間は短いけれど那覇線の1PP:10.55円からはだいぶ見劣り。



やっぱり羽田=那覇往復ですかね。

羽田=石垣もありますが、現時点で確認できる3月26日運航分までは機種がB787-8かB767-300がほとんどで、那覇=石垣との機材繰りは考えにくく、基本折り返し便になるはずなのでCAさんも羽田=石垣往復勤務で当日のお仕事は終了という可能性が高いです。


せっかくなので、もう少し調べてみました。

そうしたら見つかりました!


2/29 NH0477 羽田1550 → 那覇1835 機種773 旅割75:9,790円
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獲得PP:1,476PP
PP単価:約6.6円

※折り返し便は利用者の多い夜の那覇発なので機材の小型化は難しい反面、15:50羽田発で那覇に向かうビジネスマン、旅行客は少ないので運賃を安く設定し、少しでも空席を埋めようという価格設定だと思うのですが、これはお得ではないでしょうか?


ちなみに那覇発は

2/29 NH0476 那覇1925 → 羽田2125 機種773 旅割75:17,690円
--------------------
獲得PP:1,476PP
PP単価:約11.98

2/29 NH0478 那覇2045 → 羽田2300 機種738 旅割75:16,290円
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獲得PP:1,476PP
PP単価:約11.03円


羽田→那覇の普通席が10,000円を切る旅割75は2月下旬の限られた期間のみですが、羽田→那覇はNH477便の旅割75:普通席(1PP=約6.6円)、那覇→羽田はNH476便もしくはNH478便のプレミアム株主優待割引運賃(1PP=約10.55円)で往復すれば、単純にプレミアム株主優待割引運賃で往復よりもPP単価が安く抑えられます。

ただ、PP単価は下がりますが、普通席で比較的長時間フライトの沖縄線を耐えられるか、同じ時間を使って獲得できるPPは少なくなるので、時間を買うという意味を考えた時に本当に費用対効果(効率)が良いのかなど、様々な問題や課題も見えてきます。

それでも、時間はあるので効率よりもPP単価重視という方は、2月下旬の午後に重点的に羽田=那覇を1往復して安い単価で可能な限りPPを獲得し、「ブロンズ」「プラチナ」に向けて足りない分をそれ以降の羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃で貯めていくという方法もありかもしれませんね。

結局、SFC修行にはどの路線が良いかみたいになってしまいましたが、PP貯めるつもりでキャンペーンに参加するならPP単価が安くて、たくさん貯まる路線に乗っておいた方がいいですね。


ちなみに、キャンペーンページはこちら↓



2015年11月26日木曜日

ブロンズ事前サービスでできること



30,000PP到達で「ブロンズ事前サービス」が提供されますが、「プラチナ」、「ダイヤモンド」に向けてANAを利用するなかで「ブロンズ事前サービス」でできることをまとめてみたいと思います。

※ステイタスカードと共に送られてくる小冊子に準じて、抜粋して記載します。



■ご予約時の空席待ち優先お取り扱い

私は親類は近くに住んでいて、急な出張というような航空機利用もないのですが、羽田=那覇などのプレミアムクラスは週末を中心にほぼ満席なので、思い立って旅行に行くということがある方には便利かもしれませんね。




■ANA国内線座席指定優先サービス

これはSFC取得のきっかけにもなったのですが、2015年から座席指定できる範囲がシビアになり、以前はANAカード会員であれば、一般カードでも、ワイドゴールドカードでも、運賃に関わらず普通席の前方座席が指定できたのですが、現状ではプレミアムサービスメンバーかSFC会員でないと、旅割、特割などの割引運賃の場合は翼付近から後方の座席しか指定できなくなりました。

プレミアムサービスメンバー、SFC会員からすれば、ANAカード会員が前方座席をしていできるのは不公平だという声があったのかは定かではありませんが、利用頻度の高い乗客が優先されるのは当たり前と言われれば仕方ありません。




■ラウンジ

国内線ANAラウンジは1,000マイルかアップグレードポイント2P、同行者はアップグレードポイント2P、国際線ANAラウンジは4,000マイルかアップグレードポイント3Pでラウンジが利用可能です。

プレミアムクラスの設定がない機材(A320や国際線用B767)に当たってしまい、悪天候や機材の到着遅れなどで長時間待たされるということでもなければ、ラウンジはどうしても使わなければならないというものではないと個人的には思っています。

また、ANAカードワイドゴールドを持っていれば、ANAのステイタスの有無、当日の利用クラスに関わらず、各空港のカードラウンジは利用できるので、そういった点からもANAで修行するのであれば、ANAカードワイドゴールドを持っていた方が便利ですね。




■フライトボーナスマイル

「ブロンズサービス」基準の30,000PP到達後、「プラチナサービス」基準の50,000PP到達までの間はANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアムを保有していれば45%、それ以外でも40%のボーナスマイルが加算されます。

私のように初めてプレミアムサービスメンバー基準に到達し、翌年度以降にSFC会員になるという場合、事前サービス期間のボーナスマイル積算は意外と大きいです。




■ANAゴールドカード特別ボーナスマイル

「ブロンズ」、「プラチナ」、「ダイヤモンド」のプレミアムサービスメンバーが、ANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアム、ANAダイナースカード、SFCゴールド、SFCプレミアム等の対象カードを保有していると、カード継続ボーナスマイルにプラスして、特別ボーナスマイル2,000マイルが加算されます。

ANAカードワイドゴールド:カード継続ボーナスマイル2,000マイル+特別ボーナスマイル2,000マイル
ANAカードプレミアム:カード継続ボーナスマイル10,000マイル+特別ボーナスマイル2,000マイル




■マイルからANA SKYコインへの交換

ANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアム会員であれば、80,000マイル以上は1.6倍、それ以外のANAカードでは1.5倍で交換できますが、一般会員はマイル数に関わらず1.2倍の固定レートですが、「ブロンズ」、「プラチナ」、「ダイヤモンド」のプレミアムサービスメンバーは85,000マイル以上は1.7倍で交換することができます。0.1倍でも100,000マイルをANA SKYコインに交換すると10,000円相当の差が発生します。一般カードとプレミアムサービスメンバーなら0.2倍で20,000円相当の差になります。




SFC会員になるということは、ある程度は航空機の利用することが前提で、普通に生活する中では航空機利用がほとんどないという方はいないと思います。
そうした中で、年間スケジュールで計算し、あと少しで「ブロンズ」、あと少しで「プラチナ」に到達できるとなった場合に、フライトボーナスマイルやSFC会員にはなくて、プラチナサービスメンバーにはあるというカード継続時の特別ボーナスマイルやSKYコインへの交換レート差0.1倍を考慮すると「ブロンズ」維持、「プラチナ」維持のための家族旅行や修行というのが現実的になってくるのかもしれませんね。




2015年11月24日火曜日

JA604Aの運用は不透明!?



11月22日のNH14便(ANA14便)伊丹=羽田を皮切りに、当日は広島、那覇、仙台、伊丹の順で運用される予定だったスターウォーズANAジェット2号機のB767-300(機体番号JA604A)ですが、様々な情報を総合すると、NH14便として羽田到着後、エンジントラブルで当日は運用を外れました。

当初運航予定だったNH675便(羽田=広島)には別のB767-300(JA8324)を伊丹からフェリーのうえ、定刻から1時間以上の遅れで出発しました。



そして、22日の運用を外れたJA604Aは、翌11月23日のNH533便から運用に復帰しました。
本来であればNH14便として羽田に到着した機材で運航されることが多いNH533便ですが、NH14便は別機材で運航し、NH533便をJA604Aの当日初便として羽田→高松→那覇→高松→羽田→宇部と運航され、24日は宇部→羽田→熊本→羽田→福岡→伊丹と運航されました。


NH261便(羽田=福岡)、NH428便(福岡=伊丹)と運航された機材は、当日のNH739便(伊丹=仙台)として運用されることが多いのですが、11月24日はエンジントラブル後に初めて伊丹に戻った時点で運用を外れました。


伊丹にはANAも出資するMROジャパンという航空機整備会社の格納庫があるため、羽田で調整したであろうエンジンの再チェック、必要であれば再整備などを行うのではないでしょうか。
となると、異常なしで25日から運用されることも考えられますが、再整備のために数日間運用を外れる可能性も捨てきれません。


22日の伊丹の様子を伝え聞く限り、スターウォーズANAジェットを一目見たい、あわよくば乗ってみたいという方はとても多いようなので、今後も順調に日本中を飛び回ってもらいたいですね。

「ブロンズサービス」ステイタスカードが届く

来年度ブロンズサービス基準の30,000PP到達から13日、事前サービスとして2015年度ANA「ブロンズサービス」ステイタスカードが届きました。速い!
「ブロンズ事前サービス」という名称は便宜上のもので、実際には2016年度の基準を満たした時点から2015年度の「ブロンズサービス」も提供するのですね。


 

到達2日後から、すでにANAで何度か飛んでいるため、あと2回、羽田=那覇を往復すれば来年度「プラチナサービス」となりSFCも取得可能になるのですが、それまで事前サービスとしてANAカードワイドゴールド+「ブロンズ事前サービス」でボーナスマイル45%が付くようになります。





そして、ブロンズメンバーカードの台紙にも下線付きで書かれているように、「ブロンズ事前サービス」開始前に予約した国内線がある場合はANAブロンズサービスデスクに連絡の上、改めてマイレージ番号を登録しないと「ブロンズ事前サービス」が受けられないと記載されていました。

※その点については「ブロンズ事前サービス開始 」に詳しく書いてあります。


SFC取得を決意したのが9月だったので、プラチナ到達は12月に入ってからの予定ですが、こうして徐々にサービスが開始され、ANAカードワイドゴールド+ブロンズサービスで45%のボーナスマイルが付くだけでもうれしいのに、ANAカードワイドゴールド+プラチナサービスになると1年目が95%、2年目以降は105%になるので、SFC取得後もプラチナ維持のために修行を継続するという方の気持ちも分からなくはなくなってきますね。




SFC修行に必要なもの、あった方が良いもの

SFC修行に必要なもの、あった方が良いものを紹介したいと思います。


現状の羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃は30,190円です。

SFCカード会員になれるプレミアムメンバー「プラチナ」基準の50,000PPを単純に羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃で貯めるには9往復18便、航空運賃だけで金額にして543,420円が必要になります。加えて、株主優待番号ご案内書(株主優待券)が18枚必要になります。
※2015年12月はプレミアム旅割28がプレミアム株主優待割引運賃と同水準の時期もあったので、そういった期間をうまく活用できれば必要枚数は減らせる場合があります。


◆ANAカード(できればANAカードワイドゴールド)

まず、543,420円をクレジットカードで決済するのであればANAカードは必須アイテムになると思います。基本システムとして、ANAカードでの支払い1,000円毎にクレジットカードのポイントとして1P貯まり、1Pは10マイルに移行することができます。

また、ANA SKY WEBでインターネット購入したANA航空券の航空運賃をANAカードで支払うと、ANAカードマイルプラスとして、税込100円につき1マイルがクレジットカードのポイントとは別にマイル口座へ積算されます。

なので、基本的な1%還元のANAカード以外のクレジットカードで支払うと5,434円分のポイントが貯まるのに対し、ANAカードで支払うと5,430マイル分のクレジットカードのポイントと、ANAカードマイルプラスとして5,434マイルがマイル口座へ積算されます。よって航空券購入だけで合計10,864マイルが貯まることになります。
※実際はクレジットカードのボーナスポイント等でもう少し貯まることがあります。
※ANAカードは年会費やマイル移行手数料が必要な場合があります。


これをSFC修行完了後、ANA SKYコインへの交換倍率1.7倍期間中に交換すると、10,864マイル×1.7倍で約18,468円相当のANA SKYコインになり、これは率にして約3.4%還元になります。




さらに、ANAカード保有者にはフライトマイルにボーナスマイルが加算されます。
※一般カード/ワイドカード:10%、ワイドゴールドカード:25%、プラチナカード:50%

例えば、ANAワイドゴールドカードを保有し、羽田=那覇をプレミアム株主優待割引運賃で搭乗すると1区間で6往復12便までは区間マイル1,230マイル、ボーナスマイルが307マイル貯まります。

そして、6往復12便で34,320PPになり、ブロンズ事前サービスが開始になるので、所定の手続きを経て13便目からはボーナスマイルがANAカードワイドゴールド+「ブロンズ事前サービス」で積算率が45%にアップし、ボーナスマイルが553マイルが貯まるようになります。



よって、通常のフライトマイルが1,230マイル×18便、ANAカードワイドゴールドとしてのボーナスマイル307マイル×12便、ANAワイドゴールドカード+ブロンズ事前サービスのボーナスマイル553マイル×6便で合計29,142マイル貯まり、航空券購入の際に貯まったマイル同様に、ANA SKYコインへの交換倍率1.7倍の期間中に交換すると、29,142マイル×1.7倍で約49,541円相当になります。航空券購入時のマイルと合計すれば最低でも約68,009円分のANA SKYコインが貯まり、約12.5%還元という大きな数字になります。
※マイルを羽田=那覇や国際線の特典航空券に交換すれば還元率はさらに上がる場合があります。



ANAカードはポイントサイト経由して申し込むと、ご自身へのポイント還元付きで作成することができます。おすすめサイトは「ハピタス」で、ANAカード以外にもネット通販等でも、サイト内のバナーを経由して購入すると、ご自身へのポイント還元付きで買い物することができます。

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス





◆株主優待番号ご案内書(株主優待券)

プレミアム株主優待割引運賃で利用するには、文字通り株主優待券が1便につき1枚必要になります。
主な株主優待券を入手する手段としては
①金券ショップ/ネットオークションで購入する
②実際にANAホールディングスの現物株主になり、優待自体は無料で手に入れる
③優待クロス取りという手法で安価に手に入れる

②のANAホールディングスの株主になるには、1単元(1000株)で約30~35万円程度の資金が必要になります。株主になると毎年2回、3月末と9月末時点の株主に対して株主優待としてANAの株主優待運賃が利用できる「株主優待番号ご案内書」とANAグループで利用可能なクーポン冊子が送られてきます。
株価変動により元本割れのリスクはあるものの、制度が続くのであれば、取得した株を手放さない限り半永久的に株主優待を受けることができます。また、3月末の株主には配当金も支払われます。


③優待クロス取りという手法は「松井証券」や「カブドットコム証券」など、一部のネット証券で利用できる取引手法を用いた株主優待を最低限の費用で得られる方法です。詳しい方法などは割愛しますが、私個人としてはあまりオススメしません。
この方法は毎年2回、3月末と9月末に株の現物売買と信用売買を行い、現物売買の手数料と信用売買の金利が発生するので、株価変動のリスクを回避することができる反面、必ず一定の費用が発生します。
また、優待クロス取りにおける信用売買では、配当相当額を支払わなければならないので、現物売買で得られる配当と相殺されてしまい、現物株主の株主優待+配当というメリットに比べ、株主還元という面では魅力も半減です。

仮に、②のように現物株主になり、株価が下がり元本割れになってしまったとしても、10年継続保有したとすれば株主優待を20回、配当を10回(無配となる可能性はありますが)受け取ることができるので、元本割れという精神衛生上の問題があったとしても、10年分の株主優待+配当をもしのぐほどの株価下落の可能性は低いのではないかと思います。

逆に、ある程度株価が上昇した場合は一旦売却することで、優待+配当に加え、売却益まで得られる可能性もあります。


いずれにせよ、②、③の方法で株主優待券を入手するためには証券会社に口座を作る必要はあります。先ほど紹介した「ハピタス」にはネット証券会社も参加していて、バナーを経由して口座開設を申し込めば、ご自身へポイントが還元されます。

証券会社によってNISA口座の取引は便利だけど、一般口座(特定口座)の手数料が高かったり、優待クロス取りという手法が使える証券会社は限られているので、目的に応じて証券会社を使い分けているという方が多いようです。


日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

2015年11月21日土曜日

スターウォーズANAジェット2号機(JA604A)の運用 Part.2

11月22日のNH14便 伊丹=羽田からスターウォーズANAジェット2号機(B767-300型機 機体番号JA604A)の運航が始まりますが、「前回のNH14便とその後の運用」に引き続き、ここ1週間のNH14便がその後、どのような運用だったのか、今回は3日間を追跡してみました。

JA8357 (B767-300)
11/15
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
11/16
NH0421 ITM-FKU
NH1205 FKU-OKA
NH1206 OKA-FKU
NH1211 FKU-OKA
NH1738 OKA-KIX
11/17
NH1731 KIX-OKA
NH2158 OKA-NRT
NH2159 NRT-OKA


JA605A (B767-300)
11/16
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
11/17
NH0541 ITM-KOJ
NH0544 KOJ-ITM
NH0022 ITM-HND
NH0625 HND-KOJ
NH0628 KOJ-HND
NH0271 HND-FKU
11/18
NH0240 FKU-HND
NH0057 HND-CTS
NH0060 CTS-HND
NH0031 HND-ITM
NH0737 ITM-SEJ
NH0740 SEJ-ITM
JA8669(B767-300)
11/18
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
11/19
NH0731 ITM-SEJ
NH0734 SEJ-ITM
NH0767 ITM-OKA
NH0770 OKA-ITM
11/20
NH0731 ITM-SEJ
NH0734 SEJ-ITM
NH0767 ITM-OKA
NH0770 OKA-ITM


JA8324 (B767-300)
11/19
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
11/20
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
11/21
NH0014 ITM-HND
NH0675 HND-HIJ
NH1861 HIJ-OKA
NH1864 OKA-SEJ
NH0738 SEJ-ITM
※3日連続でJA8324が同じ運用
※11/17はNH14がJA69AN(B737-800) で運航のため省略

ITM:伊丹、HND:羽田、HIJ:広島、OKA:那覇、SEJ:仙台、KOJ:鹿児島、CTS:新千歳、NRT:成田



前週はNH14便として羽田に到着した機材は広島か高松に飛んでいましたが、今週は伊丹→羽田→広島→那覇→仙台→伊丹というパターンになっていました。初日の運用で夜、伊丹に戻った翌日は福岡、仙台、鹿児島、羽田と行き先は様々です。

前日時点で22日のNH14便はほぼ満席状態なので、国内線運用のスターウォーズANAジェット2号機の人気の高さがうかがえますが、やはり前もってJA604Aがどの路線で運用されるか予想するのは難しそうです。

2015年11月20日金曜日

CAさんも人間です。

プレミアムクラスでは、席に着くとCAさんが、多少の言い回しや内容が異なるものの

「本日はプレミアムクラスをご利用いただきましてありがとうございます。わたくし、担当の〇〇と申します。〇〇(目的地)までよろしくお願いします。」
「朝刊のご用意がございますが、いかがですか?」
「ごゆっくりお過ごしください。」

と、こちらがこそばゆくなってしまうほどの丁寧な対応をしてくれます。


これは、先日の那覇=羽田での話です。

私は窓側座席で、前日の段階でも空席があり、旧型優待券だったので定刻2時間前に自動チェックイン・購入機で搭乗手続きをした際も隣は指定されていなかったのですが、出発直前に入ってきた30代と思しきサラリーマン風の男性が席に着きました。


そこにCAさんが歩み寄り、「本日はプレミ」と言い始めたところで、不躾に「スポーツ新聞!」と言いました。多少のことには動じないはずのCAさんも、多少戸惑い気味な表情で「・・・ かしこまりました。わたくし〇〇と申します。よろしくお願いします。」と言い、スポーツ新聞を取りに戻りました。

そして、スポーツ新聞数種類を持参し、客に選んでもらい、ほどなく離陸となりました。



離陸後、シートベルトサインも消え、機内サービスが始まります。
機種はB777-200なので、プレミアムクラスのレイアウトは2-3-2。
私が右側の窓側、隣が上記の男性で、機内サービスは通路を挟んだ反対側から始まりました。


通路を挟んだ乗客に食事と味噌汁を提供し、飲み物の希望を聞き、先ほどのCAさんがカップに注ぎ始めた時にトラブル発生。

なんと、私の隣の男性に注いでいた冷たいお茶がかかってしまったのです。


CA「あっ!大変申し訳ございません。」
男性「これ何!?」
CA「お茶でございます。」
男性「むうー。」
CA「ただいまもう1枚おしぼりをお持ちいたします。」
おしぼりを手渡して
CA「大変申し訳ございませんでした。」


その時はCAさんが飲み物を乗客に浴びせてしまうという緊急事態で、私もびっくりしただけだったのですが、時が進みに連れて、多少揺れていたとはいえ、そこは百戦錬磨のCAさん。手元がそう簡単に狂うとも思えず、お茶がかかった男性が当初不躾な態度だったため、「CAさんが不躾な態度をとった客への腹いせに、わざとお茶をかけた」のではないかと想像してしまいました。



まあ、その男性客以上にもっと横柄だったり、偉そうな乗客はたくさんいますし、そういった乗客が飲み物を浴びさせられたということもないので、CAさんの手元が狂い、偶然、不躾な乗客にお茶がかかってしまったという因果応報な出来事だったと思うようにします。



それでも、CAさんも人間です。

よく、偉ぶった乗客、プレミアムクラスでは食事を食べ散らかしてままCAさんに片づけさせたりする乗客がいて、「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、食事の容器はしっかり蓋をして、割りばしやスプーンなどは元の袋に戻したり、おしぼりは入っていた袋で挟み、使用済みのおしぼりに直接手を触れないような形にして手渡すと、ほとんどのCAさんが

「ご丁寧にありがとうございます。」
「きれいにまとめてくださってありがとうございます。」

と言ってくれます。

どちらかというと自分は不愛想な部類の客になってしまうかもしれません。


なので、せめて私に応対して嫌な想いをさせたり、CAさんに悪い意味で印象に残るような客にはなりたくないと思っています。

2015年11月19日木曜日

搭乗券にブロンズ受付済と表示された


前回、ブロンズ事前サービス開始後の初搭乗はプレミアム特割でSKIPサービスだったため、保安検査場でレシートのような控えが発券されたもののよく見ていなかったのですが、今回は最後の旧型株主優待券使用だったので、自動チェックイン・購入機で発行された搭乗券をラウンジで見ていたら、これまでの「マイレージ:受付済」から「マイレージ:BRZ受付済」になっていました。

逆に、事前サービスの基準到達後の搭乗券にBRZ、PLT、DIAといった種別毎の受付済になっていない場合は、「ブロンズ事前サービス開始」でも触れ、ANA SKY WEBにも書いてある通り、事前サービス開始前からの予約は改めて登録しないと事前サービスが受けられない可能性が高いので、プレミアムメンバー専用デスクに問い合わせる必要がありそうです。


2015年11月17日火曜日

SFC修行の最適路線は最終的に羽田=那覇!?

私は羽田が最寄り空港なので(成田もあまり変わらない所要時間ですが)、羽田発着前提で話を進めていますが、羽田=那覇/石垣よりも高効率にPPを貯めることができる路線があります。


それは新千歳=那覇、仙台=那覇です。


私もどこが費用対効果の高い路線か調べた時に気になった路線です。


でも、新千歳=那覇、仙台=那覇ともに折り返し運用ではなく、那覇に到着する前に新千歳、仙台に向けた便は那覇を出発してしまいます。

仙台那覇那覇仙台
NH186311:5515:10NH186414:1516:45
新千歳那覇那覇新千歳
NH169310:4514:45NH169413:1516:20
※2015年冬ダイヤ


また、羽田起点なので、新千歳=那覇、仙台=那覇を組み込んだ場合は、どこかにPP効率の悪い路線も組み込まなくてはならず、せっかく高効率な路線を利用しても、その効果を打ち消してしまうことになります。

例:羽田起点に仙台=那覇を組み込む場合

◆羽田→伊丹→仙台→那覇→羽田(→那覇)
※2015年冬ダイヤ(期間によって一部時間が変わる場合があります)

NH0985 羽田 0610 → 0720 伊丹 1,100PP
NH0731 伊丹 0815 → 0930 仙台 1,390PP
NH1863 仙台 1155 → 1505 那覇 3,225PP
NH0472 那覇 1650 → 1900 羽田 2,860PP←日帰りならここまで合計8,575PP
NH0479 羽田 2000 → 2240 那覇 2,860PP
合計11,435PP

成田=仙台、新千歳=仙台、福岡=仙台はプレミアムクラスの設定がないので、仙台へは伊丹か那覇発着便という制約があります。



◆羽田→那覇→羽田→那覇→羽田
※2015年冬ダイヤ(1/7以降分)

NH0461 羽田 0625 → 0920 那覇 2,860PP
NH0994 那覇 1020 → 1230 羽田 2,860PP
NH0475 羽田 1435 → 1725 那覇 2,860PP
NH0478 那覇 2050 → 2300 羽田 2,860PP
合計11,440PP


このように、せっかくあれこれ工夫して仙台=那覇を組み込んでも、ダイヤの関係で1日で仙台=那覇、新千歳=那覇を往復することはできないので、プレミアムクラスを5便利用しても、プレミアムクラス4便で羽田=那覇2往復の方が獲得できるPPが多くなります。


また、最寄り空港が羽田、プレミアムクラスの設定がある那覇便が複数出ている中部、伊丹/関西、福岡以外の方は、最寄り空港から便が出ている羽田、中部、伊丹/関西、福岡のいずれかに向かい、そこを起点に那覇線を往復し、夕方以降に地元に戻るというパターンの方が良いかもしれません。その場合、最終的に羽田=那覇という方が最も多いのではないでしょうか?







2015年11月16日月曜日

機内持ち込みできるもの、預けられるもの

よく、航空会社のHPや空港内の案内表示などでは、「機内持ち込みできないもの」、「預け入れる手荷物に入れてはいけないもの」として紹介されていることが多いと思います。


しかし、利用する側としては

「ダメとは書いてないけど、これはどうなんだろう?」

と、持ち込んでいいのか、預けるスーツケースに入れていいのか迷ってしまうようなものも少なからずあります。

また、保安検査場を通過する際にトレイに出すべきか、バッグに入れたままでOKなのか迷ってしまうこともあります。



ということで、今回は過去に私が預ける荷物に入れて問題なかったもの、保安検査場でバッグに入れたままでもOKだったものを紹介したいと思います。


①預け入れる荷物(スーツケース)に入れておいても大丈夫なもの

・ペットボトル飲料/凍らせたペットボトル飲料
空港や旅先のコンビニで飲み物を購入すると、2本分の金額で日ごろ利用しているスーパーなら3本買えてしまうのと、旅先で購入した駅弁(空弁)やお土産などが傷むのを防ぐため、保冷剤としても使用できるように水やお茶を数本凍らせたものを持っていくことがあります。

保安検査場では飲み物はバッグから出さなくてはならないし、検査機器で簡易チェックもされるのでやや面倒ですが、預け入れるスーツケースの中に液漏れしないようにクーラーバッグ等に入れ、ビニールと養生テープでしっかり梱包したものを入れておいても、X線検査は問題なく通過できました。


・凍結済みの保冷材(蓄冷材)
夏場の観光では凍らせたペットボトル数本では保冷効果は数時間しかもたないので、日頃から愛用している、あらかじめ凍らせておいたLOGOSの「倍速氷点下パック」という保冷剤を凍らせたペットボトルとともに小型の発泡スチロールボックスに入れて、それをスーツケースに入れて預けています。この場合もフタを養生テープで留め、それをビニール袋などに入れ、その上から再度養生テープで留めた状態にします。
これまで、多少の結露はありますが、中味が破損したり液漏れしたことはありません。


・ノートパソコンのACアダプター、携帯/スマホの充電ケーブル
PC本体や電池内臓のモバイルバッテリーやカメラなどを預けることはできませんが、付属品であるACアダプターや充電ケーブル、USBケーブルは入れておいても問題ありません。




②保安検査場でバッグに入れたままでもOKなもの

・デジタルカメラ、モバイルバッテリーなど
パソコンはハードディスクがX線検査の妨げになるらしく、バッグから出してトレイに乗せて検査を通す必要があるのですが、デジタルカメラやモバイルバッテリーなどは電池が入った状態でもバッグの中に入れたままでもOKです。もちろん、ACアダプターやUSBケーブルなどの付属品も入れたままです。


・液体以外の飲食物/お土産など
ペットボトル飲料や水筒やカップなどに入った液体は確認されるので出さなくてはなりませんが、お弁当やパン、お菓子、お土産の食品はバッグに入れたままでも問題ありません。


・財布/小銭入れ/家や車のカギ
硬貨やクレジットカード等の磁気カードが入った状態の財布やカギ類もバッグに入れたままでOKです。ただ、何かあった時のために小物類は巾着やエコバッグなどにひとまとめにしておいた方が安心だと思います。


・折り畳み傘
普通の傘は機内持ち込みサイズのバッグの中には入りませんが、折り畳み傘はバッグの中に入れたままでも問題ありません。




こうして書いていると紹介できるものがありそうで、あまりなくて焦っています。何かあったら追記していこうと思います。





12月から年内いっぱい羽田=那覇線に異変!?※11/18改題


画像は8日分ですが、12月7日11月18日訂正・追記12月1日から羽田=那覇線に年内いっぱいプレミアムクラスのないA320が週末や祝日を除き投入されます。当初はNH993便と、その折り返し便にあたるNH994便で運用され、23日以降はNH461便と、那覇=羽田は最終のNH478便がA320での運航になります。
また、NH461便がA320になる前日の22日まで、NH461便のみがANAウィングスによる運航になることが多いようです。ただ、B737-800型機はANAとの共同保有らしいので、パイロット、CAのクルーがANAウィングス所属の方々になるだけで、表面上は何ら変わりないと思います。

11月19日追記
12月10日のNH461便はプレミアムクラスの設定がないB737-500に、NH993はA320からB767-300に変わったようです。機材繰りでしょうか、後日確認すると機材が変更になっていることがあるので、ご注意ください。



それにしても、羽田発着国内線では長距離路線になり、飛行時間が長いからこそ人気のプレミアムクラスが設定できないA320を羽田=那覇に投入するANAの意図がいまいち理解できないところです。年明けには一時的にA320で運航された便もB737-800やB767-300に戻るので、機体整備などによる機材繰りだとは思いますが、何も羽田=那覇に投入しなくても、もう少しうまくやり繰りできるだろうと思ってしまうのは私だけでしょうか?


それと、A320は大型機のような備え付けのスクリーンやモニター、B737-800のように頭上からフリップダウンしてくるモニターがなく、保安ビデオを流すこともできないため、代わりとして、チーフパーサーがマイクでセリフを読み上げ、それに合わせて他のCAさんたちが身振り、手振りで実演していたと思います。


今後、ANAはエンジン換装型であるA320neo、A321neoの導入を決めていますが、それまでのつなぎとして従来型のA321も長期保有を前提としない形での導入が決まっています。
そのA321はこれまでのA320を踏襲するのか、A320neo、A321neoにはプレミアムクラスを設定する予定で、従来型A321もそれらを先取りする形でプレミアムクラスを設定するのか気になります。


そもそも、ANAがA320にプレミアムクラスを設定しない理由が分かりませんが、機材によって選べるサービスが変わってしまうのはどうなんでしょうか?

2015年11月15日日曜日

神戸空港「ラウンジ神戸」ーアイスコーヒーの氷はカップ半分ー

神戸空港のカードラウンジ「ラウンジ神戸」を利用してみました。

残るはスカイマーク21:00、ANA21:10の羽田線2便のみとなった20:30過ぎに満席になるという、ちょっと変わった感じでした。

4席、もしくは8席のブロックが各3ブロックずつあり、それとは別にデスク席、喫煙席もありました。
座席には電源コンセントも完備されているので、ノートパソコンなどにも便利ですが、置き場はマウス操作には困る状況でした。


無料のソフトドリンクでは、コーヒーはその場で豆を挽くマシーンタイプでした。

その他は緑茶、ウーロン茶、コカ・コーラゼロ、リアルゴールド、オレンジジュース、炭酸水など、ソフトドリンクとしては那覇空港の「ラウンジ華」、大分空港の「ラウンジくにさき」より種類は豊富だったと思います。


ただ、1つ失敗したのがアイスコーヒーの氷です。
コーヒーマシンにはあらかじめカップにたくさんの氷を入れるようなことが書いてあり、ソフトドリンクマシーンの横の製氷機でこカップ一杯に小粒な氷を入れ、コーヒーマシーンのアイスコーヒーボタンをプッシュ。

ミルが作動し、しばらくしてコーヒーのドリップが始まり、コップ7,8分目で終了したのでピッタリだと思いながら手に取ると、どうにも色が薄い。

席についてミルクを入れるとさらに薄い。

これは失敗したと思いつつ、捨てるわけにもいかないので口に入れる。やっぱり薄い。



ANAラウンジのコーヒーマシーンは大粒な氷をグラスいっぱいに入れても隙間ができ、7個程度しか入らないので濃いくらいですが、ラウンジ神戸の製氷機は小粒な氷で、レバーにカップをあてると氷が注がれるタイプなのでびっちり入ってしまいます。

結論:アイスコーヒーの氷はカップ半分で。


その他は特に可もなく、不可もなく、快適に利用させていただきましたが、アイスコーヒーの氷はカップ半分で。

ブロンズ事前サービスでボーナスマイル積算率が変わった

搭乗前日にプレミアムメンバー専用デスクに問い合わせのうえ、事前サービス開始前に予約した便の登録をしてもらった分から、しっかりとブロンズ事前サービスの積算率でボーナスマイルが加算されました。

 
もともと、ボーナスマイル、Edyチャージでもマイルが貯まったり、ポイントのマイルへの移行手数料が無料だったり、色々なメリットと年会費のバランスからANAカードワイドゴールドだったのですが、ブロンズ事前サービスによって羽田=大阪で以下のように変わりました。



ANAカードワイドゴールドでプレミアム特割
 
 ANAカードワイドゴールド+ブロンズでプレミアム特割
(ANAカードを保有していない場合はボーナスマイル積算率は40%)


積算率が20%アップの片道70マイルしか変わりませんが、されど70マイルです。
これが沖縄線、ブロンズからプラチナになると大きく変わってきます。


ANAワイドゴールド


ANAカードワイドゴールド+ブロンズ


ANAカードワイドゴールド+プラチナ

ブロンズでプレミアム旅割やプレミアム株主優待を片道利用するだけで246マイル変わりますが、やはり、SFCへの入会資格を得られるプラチナになると積算率も約2倍になります。
(SFC会員になり、2年目以降はプレミアムメンバーを維持しない方が多いと思いますが、プラチナ2年目以降は積算率が105%になり、一般の利用者の2倍以上のマイルが貯まることになります)


例えば羽田=那覇のプレミアムクラス株主優待割引約30,000円をインターネットでANAカード決済で購入した場合、ANAカードのポイントが300マイル分以上、ANAカードマイルプラスで約300マイルの合わせて600マイル以上貯まります。



そうなると、ANAカードワイドゴールド+プラチナ1年目、プレミアムクラス株主優待割引で羽田=那覇を往復すると約60,000円の運賃で、積算されるマイルが約6,000マイル。6,000マイルをSKYコインへ1.7倍の倍率で交換すると約10,000円相当還元されることになります。


元はといえばSFC目的だったのが、プラチナ維持、ダイヤモンド維持のために海外旅行、国内旅行織り交ぜ世界中を飛び回る方の気持ちも分からなくはなくなってきます。(私には金銭的に絶対に無理なことですが。。。)


スターウォーズANAジェット2号機(JA604A)の運用予想

11月22日のNH14便(ANA14便)伊丹=羽田から運用開始がアナウンスされているスターウォーズANAジェット2号機。機体番号JA604AのB767-300は改修作業のため11月7日を最後に運用を外れているので、今回はNH14便として運航された機体の当日の運用を調べてみました。

11/9 (JA8342)
0014 ITM - HND
0675 HND - HIJ
1861 HIJ - OKA
1864 OKA - SEJ
0738 SEJ - ITM

11/10 (JA606A)
0014 ITM - HND
0533 HND - TAK
1621 TAK - OKA
1622 OKA - TAK
0538 TAK - HND


11/11 (JA8674)
0014 ITM - HND
0675 HND - HIJ
1861 HIJ - OKA
1864 OKA - SEJ
0738 SEJ - ITM


11/12 (JA8360)
0014 ITM - HND
0675 HND - HIJ
1861 HIJ - OKA
1864 OKA - SEJ
0738 SEJ - ITM


11/13 (JA8360)
0014 ITM - HND
0533 HND - TAK
1621 TAK - OKA
1622 OKA - TAK
0538 TAK - HND


11/14 (JA8370)
0014 ITM - HND
0533 HND - TAK
1621 TAK - OKA
1622 OKA - TAK
0538 TAK - HND
0637 HND - IWK

※ITM:伊丹、HND:羽田、HIJ:広島、OKA:那覇、SEJ:仙台、TAK:高松、IWK:岩国


11月12日、13日と2日連続でJA8360が同じ運用パターンを担当した以外は異なる機体番号のB767-300で運航され、書いている11月15日のお昼時点では、NH14便を担当した機体番号JA8357が11/9と同じ運用パターンで広島から那覇に向けて飛行中です。
また、14日は高松から羽田到着後、さらに岩国線にも割り当てられ、岩国で夜間駐機されました。

やはり、ANAで最大勢力を誇るB767-300だけあって、羽田到着便をもって当日の運用が終わると翌日は日本全国各地へ飛んで行ってしまうので、予想は事実上不可能になります。


また、1週間に限ればNH14便で羽田に到着した機材は広島か高松に向かい、そこから那覇に向かうというパターンですが、羽田での機材繰りはどうにでも融通が利くと思うので、JA604Aは羽田発着路線での運用中心とするため、NH14便で羽田到着後は別機材に入れ替える可能性もあるので、現時点で確定しているのはNH14便のみということになるかもしれません。


ヘッドレストカバーやコップなど、機材の備品も特別仕様なJA604A。映画ファンならずとも、飛行機好きなら1度は乗ってみたいと思いますよね。

2015年11月13日金曜日

ブロンズ事前サービス開始

せっかくなら修行外利用の羽田=大阪往復にボーナスマイルを付けたい

ということで、急きょ予定を前倒しで水曜日に沖縄を往復(株主優待運賃なので変更は自由)

そして、2,3日後から一部の事前サービスが利用できるという予定通り、金曜日の朝からANA SKY WEBがブロンズ仕様に切り替わりました。

 

何せ、初心者なもので色々確認していると心配な文言は発見。


これは、苦手な電話をしないと、ブロンズ到達以前の予約便はボーナスマイルが加算されないと読み取れます。
ホームページ上では元々のお客様番号でログインした状態でブロンズサービスに切り替わっていて、予約確認もできるので

「たぶん大丈夫だから、そのまま飛んじゃおうかな。」

計算すると片道437マイルが507マイルになるので、往復で140マイルが付く、付かないは小さいようで大きいので

「もし付かなかったらどうしようかな。」

と迷った挙句、電話してみました。

「事前サービス以前の予約がある場合は問い合わせるようにHPにあったので、問い合わせさせていただいたのですが」

電話をするとまず、コンピューターが対応し、お客様番号とパスワードなどをプッシュして登録するので、期待していた返答は「すでにブロンズメンバー事前サービスに切り替わっておりますので、そのままご搭乗ください」

だったのですが。。。   現実は違いました。


デスク 「ご予約の日付など、現在お分かりになりますか?」
私 「〇日の〇〇(行き先)です。」
数秒後
デスク 「確認できましたので、ただいまから登録させていただきます。しばらくお待ちください。」
数十秒後
デスク 「登録が完了いたしました。別にご予約はございますか?」
私 「年内は今月が〇日と、来月は〇日と〇日です。」
デスク 「確認の上、登録させていただきますのでしばらくお待ちください。」
約1分後
デスク 「大変お待たせいたしました。登録が完了いたしました。他の予約はございますか?」
私 「今のところはありません。」
デスク 「では、お手続きは以上になりますが、他に何かございますか?」

では、ついでに聞いておこう。

私 「これから、もし事前サービス中に他に予約することになった場合は今回のように登録しなくてはならないんですか?」

デスク 「今後はブロンズサービスに切り替わっておりますので、ホームページ上などで予約の際に登録がされますので、そのままご搭乗ください。」

私 「あっ、分かりました。ありがとうございます。」
デスク 「こちらこそありがとうございます。」
デスク 「では、以上になりますがよろしいでしょうか?」
私 「はい。」
デスク 「私、担当〇〇が承りました。本日はありがとうございました。」



結論。(私はこう解釈した。)

・事前サービス以前に予約している場合は「プレミアムメンバー専用デスク」に電話して、登録してもらわなければボーナスマイルが加算されない可能性が高い。

・事前サービス開始後に予約する場合は、プレミアムメンバーとして予約時に登録されるので連絡しなくても問題ない。


さらに、「ブロンズ」事前サービス中に予約便がある中、「プラチナ」に、「プラチナ」事前サービス中に「ダイヤモンド」に、それぞれ到達し、次の事前サービスが開始された場合は「プレミアムメンバー専用デスク」に電話し、「ブロンズ」から「プラチナ」、「プラチナ」から「ダイヤモンド」の変更手続きをしてもらわなければ、「プラチナ」事前サービスなのに、ボーナスマイルは「ブロンズ」の積算率のままという可能性も捨てきれないので、念のため問い合わせた方がよさそうです。


2015年11月12日木曜日

ANA SKY WEBに表示されるメッセージ

やっと来年度「ブロンズ」に到達し、ANA SKY WEBにも表示されました。




大阪に行く予定があったので、その前に無理やり羽田=那覇便往復を組み込み、大阪からブロンズ事前サービスでフライトボーナスマイルが付く(はず)。


それはそうと、気になったのが表示されているメッセージ。
通常は「いつもご利用いただきありがとうございます」だったと思うのですが、ブロンズ到達まで5,000ppを切った翌日から画像1のように変わり、ブロンズ到達翌日から画像2のようになりました。

画像1のように2行表示できるのであれば、


いつもご利用いただきありがとうございます
来年度ブロンズサービス基準に到達しました


のような表記もシステム上はできるはずだし、その方が親切というか、温かみがありますよね。



そもそも、いつから現状のようになったか忘れましたが、以前は特典航空券(いっしょにマイル割の本人)を除き、運賃を支払って搭乗した場合、翌日からの一定期間、

「〇月〇日〇〇〇便のご利用、ありがとうございました」

という感じのメッセージが表示されていました。



利用者にとって何かメリットがあるというものではありませんが、現状の無機質なメッセージよりは温かみを感じるメッセージですし、自分の親、祖父母世代は飛行機での移動を贅沢、ステータスと感じる人もまだまだ多いので、そういった人たちには「この前乗ったことに対する直接的なお礼」となるメッセージ表示の方がうれしいし、最終的には「また飛行機(ANA)に乗りたい」となるのではないかと思います。


ANA以外の航空会社はめったに利用しないので、他社がどういったシステムになっているかわかりませんが、小さな親切さ、丁寧さ、抜け目なさの積み重ねが大事だと思います。

那覇空港「ラウンジ華-hana-」に行ってみた

修行中のプレミアム株主優待割引での利用、プレミアムサービスメンバー「プラチナ」「ダイヤモンド」、スーパーフライヤーズカード会員になればANAラウンジを利用できるのですが、せっかくANAカードゴールドがあるので「ラウンジ華-hana-」を利用してみました。


対象のクレジットカードがあればソフトドリンクは無料で利用できます。また、オプションとして有料でシャワーやインターネット用パソコン、プリンターなどがあります。


大きな空港で、利用者も多いようでドリンクメニューはそこそこ充実していて、ホットコーヒーはドリップマシーンです。(アイスコーヒーは出来合いのものが冷蔵庫にありました。)

その他、トマトジュース、シークァーサージュース、緑茶、コーラ、オレンジジュースなどがありましたが、コーラはペプシコーラのみでカロリーゼロタイプのNEXやコカ・コーラZEROはありませんでした。(アルコール類は有料)


ブースはソファータイプのオープンスペースとパソコンを使う際に便利なデスクタイプ(数席)があり、どちらも椅子が据え付けタイプのANAラウンジよりもゆったり座ることができます。また、コンセントもあるのでノートPCや携帯・スマホの充電もできます。
Wi-FiはFREESPOTが利用できました。ANAラウンジのANA Wi-Fiに比べると通信速度はやや劣るような印象です。


有料のシャワーは税込み864円です。沖縄は常夏なので観光して夕方の便で帰る前に汗を流すことができれば快適かもしれません。


今回は平日午前の利用だったので比較的空いていましたが、週末や出発客が多くなる夕方以降になると混雑するのではないでしょうか。(そういった時間帯はANAラウンジも混雑してますが・・・)



ANAカードゴールドを作って間もないため、今回が大分空港の「ラウンジくにさき」に続いて2軒目のカードラウンジでしたが、那覇空港は利用者が多い空港だけあってANAラウンジに引けを取らない感じでした。(羽田や伊丹のANAラウンジに比べると、那覇のANAラウンジがやや狭いということもあるかもしれません)


今後は時間の許す限り、様々な空港のカードラウンジも利用してみようと思います。

2015年11月9日月曜日

ANAプレミアムサービス「プラチナ」&SFCを目指したきっかけ

9月のある日、キャンペーンページを開くと、時々表示される対象者限定キャンペーンにこのようなキャンペーンが現れました。
文字通り、国内線の対象路線を10区間以上利用すれば、すべてのフライトマイルが2倍になるというのです。文言からして2倍の対象は基本マイル×クラス・運賃倍率だと思いますが、ANAカード搭乗ボーナスは2倍にならなくても十分魅力的です。

 


対象路線を見てみると、これがまた絶妙な選定になっています。羽田拠点の私にとっては羽田=那覇が含まれているので良いのですが、新千歳でいえば羽田と仙台のみで、新千歳=那覇は対象外です。また、羽田は羽田=大館能代、庄内、米子、鳥取、石垣などが対象外、成田に関しては対象路線なし。その他、主なところでは仙台=那覇、中部=那覇、伊丹=那覇といったプレミアムポイント獲得のために1日で何便も乗り継ぐ方にとって重要な路線も対象外ということもあるのではないでしょうか?



ただ、このキャンペーンが出た時点ではプレミアムサービス「プラチナ」&スーパーフライヤーズカードを目指す決意はしていませんでした。

でも、この後、10月に大分に行くことになり、羽田=大分も対象路線だったことでほぼ決意し、11月に神戸に行くことになったことで、修行目的外で対象路線を4区間利用することが確定したので、9月までに貯まったプレミアムポイント(pp)と、大分、神戸で貯まるppを50,000ppから差し引いたppを羽田=那覇をプレミアム株主優待割引による往復で貯めることにしました。


このキャンペーンで羽田=那覇をプレミアム株主優待割引+ANAカードゴールドで利用し、クラス・運賃倍率125%を加味した1,230マイルが2倍になると仮定すると、ANAカードゴールドのボーナスマイル25%分を含めた1,537マイルに2倍分の1,230マイルが加算されると、羽田=那覇1便で2,763マイルが貯まり、往復すると5,526マイルが貯まる計算になります。


ところで、このキャンペーンの対象者がどういった基準で選定されているか興味が沸くところですが、もしかすると関西在住の対象者は伊丹=那覇や関西=那覇、伊丹=新千歳といった路線もマイル2倍の対象路線だったりするのでしょうか?

あと〇〇ポイントで来年度〇〇サービス基準に到達します



諸先輩方からすればたった25,000と言われるかもしれませんが、初心者である私も先日のフライトでプレミアムポイント(pp)が25,000ppを超えたため、あと4,192ポイントでブロンズサービスと表示されるようになりました。目標はプラチナサービスであり、スーパーフライヤーズカードですが、ブロンズ到達後は事前サービスでプラチナの50,000pp到達までのフライトもボーナスマイル積算率がアップします。
来週末に神戸に行く予定があるので、それまでに羽田=那覇をもう1往復でも組み込んでおけば、修行ではない羽田=神戸もボーナスマイルになったのは多少心残りですが、プラチナ到達を決意したのが9月だったので、そこは割り切っていこうと思います。

スター・ウォーズANAジェット2号機はJA604A

映画「スター・ウォーズ」に関連し、ANAが3機導入予定の特別塗装機。
その2機目で国内線向け機体であるB767-300ER(JA604A)のスター・ウォーズANAジェットが22日のANA14便・伊丹=羽田から運航を開始するということで、直近のJA604Aの運行状況がこちら↓

11月8日から運用を外れた可能性が高いです。というのも、今回の特別塗装工事は伊丹空港隣接のANA施設で行われるということで、6日の740便で伊丹に戻ったタイミングかと思っていたのですが、7日もうまいこと運用し、日本中を北へ南へ飛び回り伊丹に戻りました。




今回、特別塗装機(厳密にはプリントされたデカールを張り付けるタイプ)になるJA604Aは、先月、ANA794便 大分=羽田で利用した機体なのですが、プレミアムクラスの座席は比較的新しいタイプで、電源コンセント付きでした。

だからどうした? という方も多いかもしれません。


大分空港をはじめ、多くの空港にはANAラウンジがないため、大分空港ではカード会員向け共用ラウンジ「ラウンジくにさき」を利用しました。この施設は空港自体が小さいこともあり、ラウンジも手狭で、ソフトドリンクはカップ飲料の自販機がお金を入れなくても使えるタイプで、ANAラウンジのコーヒー豆をその場で挽く高級マシーンのような代物はありません。

そして、館内でWi-Fiこそ使えるものの、座席にANAラウンジのような電源コンセントやスマホ充電設備がなかったので、機内に入り、座席にコンセントがあったので慌ててけスマホ充電器を物入れのバッグから出しました。


このようにラウンジが電源が確保できない場合や、羽田=那覇のように長距離国内線では機内で充電できるとうれしいのです。

ただ、機齢にも幅があるB767-300やB777-200、B777-300では、同じプレミアムクラスでも座席が古いタイプと新しいタイプのパターンがあり、電源類なし、コンセントありといった感じで当たり、はずれがあります。


また、最新機種のB787でもコンセントこそ標準装備であるものの、B787-8(JA816A)等のプレミアムクラスのシートには個別モニターまであり、飛行機の現在地、高度、スピード、外気温、目的地までの所要時間など、飛行機好きにとってはありがたい装備がある大当たり機材もあります。


いわゆる修行で、こういった当たり機材に乗ることができれば最高ですね。


2015年11月8日日曜日

プレミアムクラス・羽田=那覇線限定のアイスクリーム


いつからか定かではありませんが、最近になってプレミアムクラス、しかも羽田=那覇線限定で食後のデザートとしてアイスクリームが提供されるようになっていたそうです。

2015年10月、11月は往復ともに紫芋(沖縄県産)でした。

ハーゲンダッツよりも一回り小さい食べきりサイズで、市販のアイスに比べればやや甘さ控えめの印象です。

そして、このアイスクリームの提供するCAさんにも色々とパターンがあって面白いです。

一番好印象で、当たり障りのないCAさんは
「羽田、沖縄線限定でアイスクリームのご用意がありますが、お出ししてもよろしいですか?」
と声かけしてくれました。

これならば、どんなサービスでアイスクリームが出てくるのか分かるし、食べたければ「はい、お願いします。」と言えばいいので一番楽です。

他のCAさんもアイスクリームがどんなサービスか説明がないだけで、「食後のアイスクリームは今お出ししてもよろしいですか?後にしますか?」という感じでよかったです。


ただ、1度だけあった最初に提供される食事の容器を回収するタイミングでお盆にアイスクリームを数個のせて「アイスクリームはお食べになりますか?」という聞き方はちょっとどうなの?と思ってしまいました。CAさんからしたら他意はないとは思いますが、他のCAさんと比較してしまうと不躾というか、他のCAさんの丁寧さが際立ちますね。
(あまりクレームや批判をするとじゃーサービス自体やめちゃえっていう世の中ですが、これは批判とかじゃなく、丁寧な説明をしてくれたCAさんを称賛しています。念のため。)


また、提供の際「出したばかりで固くなっておりますので、少しおいてからお召し上がりください。」と説明してくれるCAさんもいました。
そして、そういう説明がなかった時に限って、お客さんに「これ、すごく固いね!」とか、「(カップをさわって)カチカチだね。」という方がいるので、心の中で「あー、配るときに説明しておけばよかったのに!」と叫んでしまいました。



何はともあれ、なぜ羽田=那覇線限定のサービスなのか、これが試験導入で好評なら他の国内線では比較的長距離路線(羽田=石垣、中部=那覇、大阪=那覇等)にも拡大するのかわかりませんが、LCCとの差別化という点も含め、老若男女に受けるサービスの充実は大事だと思います。
(移動後に車を運転する人、移動後に仕事がある人、未成年はお酒は飲めないので、アルコール類の充実だけでは不公平ですからね。)

ANAの新株主優待券(株主優待番号ご案内書)の使い方

1人で修行ばかりしていては忍びないので、修行の締めくくりはプレミアム株主優待割引で家族旅行をすることにしました。↓こちらがその予約詳細画面です。
赤線を引いたように、予約、座席指定、支払いまでは10月中に済ませてあるのですが、株主優待番号ご案内書が11月発送分が送られてこないと枚数が足りないので、株主優待番号は未登録のままです。

よって、ANAの新株主優待券は改善?改悪?で触れた「支払い時点で優待番号を登録しないと購入が完了しないので、株主優待番号ご案内書を事前に準備する必要」がないということになります。



では、株主優待番号ご案内書の使い方の続き。

予約詳細確認画面から【株主優待番号登録>>】をクリックすると以下のページになります。



ここからは1人分の別予約で進めます。

株主優待番号登録画面に[1]株主優待番号とスクラッチを削り、[2]登録用パスワードを入力し、手続きを進めます。


こうして予約、座席指定、購入、株主優待番号登録のすべてが完了すると以下のように、通常の特割や特割などの購入完了時に表示されるような画面になり、しっかりと座席番号横にSKIPと表示されました。これで、搭乗当日は空港に着いたら直接保安検査場に向かい、端末にICカードや携帯端末をかざせば搭乗までノンストップで行うことができます。



今回の変更によって最も便利になるのが、去年利用した徳島空港のように自動チェックイン・購入機が設置されていない空港では、有人カウンターで搭乗手続きをしなくてはならず、わずらわしさを感じていたので、株主優待番号ご案内書によってウェブ上で手続きが完了すれば日本全国のあらゆる空港でSKIPサービスを利用することができることだと思います。

ANAの新株主優待券は改善?改悪?

私自身、ANAホールディングスの株主であるため、年に2回、株主優待券やANAグループで使えるクーポン冊子が届きます。(それでも足りない場合はネットオークションで落札もします。)


この株主優待券が2015年発送分から「株主優待番号ご案内書」に変更となり、購入の際に登録用パスワードを登録することでANAのSKIPサービスが利用できるようになりました。株主として自身で優待を利用する身とすれば、これまでは搭乗当日に空港のチェックイン・購入機でバーコード付きの株主優待券を回収するための搭乗手続きが必要だったので、事前にネット上で手続きを済ませれば当日はそのまま保安検査場に向かえるので、個人的には大きな改善・進歩だと喜んでいました。


しかし、世間での反応は違ったようで、そのことを色濃く表しているのがネットオークションでの取引相場の逆転現象です。
利用条件が全く同じで、搭乗期限が2015年11月30日の旧券と、2016年5月31日までの新券で旧券の相場が高くなるという現象が起きました。


では、なぜこのような逆転現象が起こったのでしょうか?


私が考えた理由は3つあります。

1. これまでと利用方法が違うので、旧券が使えるうちは慣れ親しんだ旧券が良い。

2. 2015年11月30日までは旧券しか使えないと勘違いしている。

まあ、この1、2は中にはいるのではないか?レベルです。
そして最も大きい理由と思われるのが3です。


3. 新券は購入時点で優待番号を登録しないと購入が完了しないという勘違い


これまでは手元に優待券がなくても、搭乗当日までに用意すれば、当日にチェックイン・購入機で手続きを済ませることで搭乗できていたのが、今回の変更で「購入時点で優待番号を登録できる」ことを「購入時点で優待番号を登録しなければならない」という誤解が生じ、航空券を予約するまでに優待番号ご案内書を必要枚数そろえなければならないということになってしまい、それなら旧券を安値で落札できるかもしれない(金券ショップで売っているかもしれない)から搭乗日まで粘れる旧券タイプで予約しようという考えだったのかもしれません。


ただ、こうして書いているうちに予約から決済までの猶予期間は3日しかないので、支払いの先延ばしにはならないし、競争率の高い路線でもたもたしていると空席がなくなってしまったり、座席指定で窓側、通路側がなくなって、間の席や後方しかなくなってしまったり、あまり旧券をわざわざ選ぶメリットがないと感じています。


結局なぞのままです。。。
(次回はその株主優待番号ご案内書の利用方法について書こうと思います。)

折り返し便は同じキャビンアテンダント(CA)になる?

ANAプレミアムメンバーサービスのダイヤモンド修行、プラチナ修行、またはSFC修行では、羽田空港拠点の場合、沖縄路線(那覇もしくは石垣)のプレミアムクラスをプレミアム株主優待割引運賃で往復するのが一般的です。(運賃/獲得プレミアムポイントで計算した場合)


ここで問題というか、気になるのが「折り返し便では往復ともに同じキャビンアテンダント(CA)になる?」ということです。
お金を払って乗ってるんだから、どんな使い方しようと客の勝手と言われたり、中には同じCAでも全く気にしない人、逆に同じCAの方がそれをきっかけにお話しできてうれしいというようなつわものもいらっしゃるようですが、自分はそんなハートは持ちあわていません。



まず、羽田=石垣は基本的に羽田から到着した機材B737-800(機体番号JA72AN)が現地滞在1時間程度で羽田に折り返しているので、操縦士以下、他のクルーも折り返し羽田へ戻る可能性が高いと思われます。宿泊するのであれば、長距離折り返しを2日連続で乗務するCAもいないだろうし、万が一に2日連続で同じCAでも1泊旅行であれば何の問題もありません。
(ただ単に修行で同じCAが担当というのが気まずいだけですね)



また、羽田=石垣は週末や観光シーズンはB787-8で運行されることが多いので、操縦士のライセンスやCAの乗務人数の兼ね合いもあり、B737-500/B737-800で運行される那覇=石垣と機材繰りを行うことは考えにくいということもあります。




次に、羽田=那覇は機材繰りが複数の路線にまたがって行われているため、単純に羽田→那覇→羽田と折り返す機材もあれば、羽田→那覇ときて、次の便では福岡や中部に向かう機材、中部や広島から那覇に到着し、次の便では羽田に向かう機材など、乗客は短時間で折り返しても機材やクルーは違うということもあります。


以下は11月11日の羽田⇔那覇の早朝から午前にかけてのダイヤと11月7日の機材繰りです。
 

11月7日の早朝から午前中の機材繰り。

 

◆JA51AN(B737-800)461便(羽田6:10発/那覇9:00着)、その後、1202便(那覇9:55発/福岡11:40着)で運航されます。

◆JA705A(B777-200)は993便(羽田6:40発/那覇9:25着)、折り返し994便(那覇10:15発/羽田12:30着)で運航されます。

◆JA745A(B777-200)は301便(中部8:25発/那覇10:50着)、その後、462便(那覇11:35発/羽田13:50着)で運航されます。



よって、416便(羽田6:10発/那覇9:00着)で那覇に到着後、994便(那覇10:15発/羽田12:30着)、462便(那覇11:35発/羽田13:50着)で羽田に戻るのであれば、機材繰りからいえば同じCAになる可能性は低くなります。

一方で、993便(羽田6:40発/那覇9:25着)で那覇に到着後、994便(那覇10:15発/羽田12:30着)で羽田に戻ろうとすると、往路と同じ機材に乗ることになるので、乗務するCAも同じ可能性が極めて高いことになります。


ということで、午前中に手っ取り早く、かつ、同じCAを避けて羽田⇔那覇を往復したい場合は早朝のANA461便で那覇に向かえば、ANA994便、ANA462便で戻ろうとANA461便の機材・クルーはANA1202便の福岡線を担当しているので、安心して(?)搭乗することができます。

ANA993便で那覇に向かい、同じCAは避けたいという場合は那覇に9:25に到着しても、11:35発以降の便まで待たなくてはなりません。


もちろん、前日や当日に欠航や遅延が発生すると機材繰りの都合で運行形態やクルーの勤務体系にも変更が生じて、乗る側の予定通りいかなくなる可能性もありますが、現在の2015年冬ダイヤでは基本的に上記のような機材繰りパターンになっているようです。






また、直接関係ありませんが、機材情報はflightrador24というサイトを参照しています。
例えば、462便に搭乗する場合、基本的に中部からの301便の機材になるので、前日夕方の308便(那覇→中部)を確認しておけば、前日夜に462便の機材を確認することができます。

そうすれば、前後の便に空席があれば
「明日の機材は古いB767-300だから1つ前の便で早めに帰ろう」
「少しゆっくりして1つ後の大きい機種のB777-300で帰ろう」
といった、自分の中での機材繰りも楽しめます。

さらに、ANA×スターウォーズで11月22日から機体番号JA604AのB767-300がスターウォーズジェットになり、機内の備品も特別仕様になります。
なので、11月22日以降、搭乗予定日前日のJA604Aが308便で運航されれば、翌日の301便と462便もスターウォーズジェットでの運航がほぼ確定となります。


ちなみに、462便で羽田に到着した機材は折り返しどこに向かうか、はたまた整備のため運用を外れるのかは、その後の予約状況などによって異なるようで、前日308便から推定できるのは462便までのようです。
先日も折り返し那覇に向かった日もあれば、大型機のB777-200がまさかの折り返し岡山便を担当という日もあったので、機材繰りは本当に複雑なようですね。


ANAプレミアムサービスメンバー・ANA SFC修行の路線

ANAプレミアムサービスメンバー「ダイヤモンド」、「プラチナ」獲得やANAスーパーフライヤーズカードのためにプレミアムポイント(以下PP)を貯めるため(修行するため)の利用路線選定にはいろいろと方針があると思います。


A.日本中、場合によっては世界中を旅しながら自由気ままにPPを貯める

B.1年間の航空機利用によって獲得したPPの不足分を集中的に短期間で貯める

C.自分の拠点空港からPP/運賃で効率よくPPを獲得できる最適路線を定期的に利用


他にも様々な方針もあると思いますが、私にはこういったものが考えられます。

まず、Aの日本中や世界中を自由に旅しながら、PPを貯めることも目的の一部とはいえ、効率や運賃を気にせずに、「結果的に貯まってました!」的な時間にもお金にも余裕のある方はご自由にどうぞ。って感じですね。



次にB、Cに関しては羽田空港拠点と考えると結局は沖縄路線になりますよね。
羽田=那覇、もしくは石垣をプレミアムクラスで単純に往復するのが最適です。

ただ、沖縄路線の単純往復にもいくつか注意が必要ではないかと思います。

1. 悪天候による足止め(特に沖縄路線は台風シーズン)
沖縄路線を1日に2往復したり、予定の前後に沖縄路線を組み入れる場合は遅延や欠航に注意しなければなりません。沖縄路線でいえばやはり台風でしょう。

対策1:台風シーズンを避けて修行する
→ 台風シーズンは主に夏ですが、季節外れに巨大台風なんていうものが最近は増えてきたような気がします。なので春先や晩秋から冬にかけて修行すれば、沖縄路線の遅延、欠航のリスクは最小限にすることができると思います。


対策2:変更可能なう運賃で予約する
→ 沖縄路線のプレミアムクラスはプレミアム株主優待割引運賃が最安値ということが多いのですが、安さ以外にも株主優待のメリットは搭乗期限内で予約変更が自由ということです。通常期、繁忙期といった運賃が異なる期間に変更する場合は差額が発生することもありますが、急な予定変更を強いられた場合も「また今度」が効くのは大きいです。


2. 折り返し便では往復ともに同じキャビンアテンダント(CA)になる?
長くなってきたので、これは次回