2015年に思い立ってSFCを目指したのであまり深く考えず、不足分を羽田=那覇で往復しましたが、獲得PPとにらめっこしながら運賃を検索すると色々とお得な路線がちらほら出てきます。
特に多いのが関西空港発着路線です。
関空は格安航空会社(LCC)のPeach、ジェットスタージャパンがハブ空港として国内線も日本全国の主要路線に就航しているため、発着枠がキツキツで昼間の時間帯にLCCが入りこむ余地のない羽田よりも競争が激しいためだと考えています。(※個人の見解です)
では、羽田が最寄り空港の人間が関空発着便で効率よくプレミアムポイントを獲得するためにはどうすれば良いのか、結果的に分かったいくつか条件があります。まずはその条件を紹介します。
①羽田⇔関空路線は使わない
前後にPP単価が良い路線を付けても羽田⇔関空はPP単価が良くないので無駄になる。
②0泊2日の行程として、関空のKIXエアポートラウンジで夜を明かす
2日目に8:00発の関空=新千歳便を使いたいので、1日目深夜に関空着で組みます。
③1日目に折り返し便で同じCAさんになる可能性がある
0泊2日で集中的に飛び回るので、どうしても折り返し便に乗らざるを得なくなります。
では、それらの条件をもとに組んだ行程がこちら
- 1日目/2月9日 - | |||||||||
便名 | 出発地 | 出発 | 到着地 | 到着 | 利用クラス | 運賃 | 獲得PP | PP単価 | |
NH993 | 羽田 | 6:40 | → | 那覇 | 9:25 | プレミアム株主優待 | 30,190円 | 2,860PP | 10.55円 |
NH1734 | 那覇 | 12:00 | → | 関西 | 13:55 | プレミアム旅割28 | 20,900円 | 2,247PP | 9.3円 |
NH1737 | 関西 | 14:35 | → | 那覇 | 16:50 | プレミアム旅割28 | 19,600円 | 2,247PP | 8.72円 |
NH1740 | 那覇 | 19:55 | → | 関西 | 21:45 | プレミアム旅割28 | 21,200円 | 2,247PP | 9.43円 |
1734便と1737便は同一機材の折り返し便なので、同じCAさんの担当になる可能性があります。ただし、当日は那覇→福岡→那覇→関西と運航してきた機材なので、関西で乗務員の交代が行われることも十分にあり得るので、可能性は半々でしょうか。 また、21:45に関空到着から翌日8:00までの時間、関空内で時間を潰す必要があります。その際、便利なのがKIXエアポートラウンジです。ブース席6時間パック+シャワーで3,400円なので、関空到着後に空港内で23:00頃まで過ごし、そこから6時間パックで朝5時頃までKIXエアポートラウンジで過ごします。その後、5時半頃から搭乗手続きをして、出発時間まではANAラウンジで過ごします。関空から移動してりんくうタウンなどのビジネスホテルも選択肢としてはありますが、移動の電車賃などを考慮するとKIXエアポートラウンジがよさそうです。 | |||||||||
- 2日目/2月10日 - | |||||||||
便名 | 出発地 | 出発 | 到着地 | 到着 | 利用クラス | 運賃 | 獲得PP | PP単価 | |
NH1711 | 関西 | 8:00 | → | 新千歳 | 9:50 | プレミアム旅割28 | 20,700円 | 2,065PP | 10.02円 |
NH1693 | 新千歳 | 10:45 | → | 那覇 | 14:40 | プレミアム旅割28 | 35,200円 | 3,892PP | 9.04円 |
NH472 | 那覇 | 16:45 | → | 羽田 | 19:00 | プレミアム株主優待 | 30,190円 | 2,860PP | 10.55円 |
2日目も関西=那覇を往復する行程を入れても良いのですが、気分転換で新千歳に飛び、そこから那覇に向かいます。新千歳から那覇までは約4時間かかるので昼食後に長めの昼寝で疲れを貯めないようにします。ただ、1711便と1693便は同一機材での折り返し便になることが多く、関西から乗務を始めたCAさんが新千歳で降りることは考えにくいので、那覇=関空の折り返し便以上に同じCAさんが担当する可能性は高そうです。
以上のように0泊2日の行程で合計運賃が177,980円、獲得PPが18,418PPとなり、PP単価が9.66PPになります。 羽田=那覇以外はプレミアム旅割28なので予約変更はできないものの、株主優待券は2枚で済むので、優待券を調達する手間とコストも省けます。 次回はもう少し関西=那覇を駆使したらどうなるのか検証し、結果が良さそうなら紹介します。
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