今回は楽天Edy(以下Edy)を使ってANAのマイルが貯まる仕組み、どういった場面ならANAカードのクレジットカード決済より、Edyでの支払いの方がお得になるのか見ていこうと思います。
まず、ANAカード搭載のEdy、おサイフケータイやスマホアプリのポイント設定をANAマイレージクラブにしてEdyを利用すると、基本は200円毎に1マイルが貯まります。
実際にマイルが積算される時期ですが、毎月1日~10日、11日~20日、21日~月末といった形で3回に分けて集計され、それぞれ15日、25日、翌月5日にマイル口座に積算されます。
また、AMCモバイルプラスに加入していると基本マイルに加え、200円毎に2マイルの特典分ボーナスマイルが貯まり、そちらも基本マイル同様に3回に分けて集計されますが、積算時期は16日、26日、翌月6日と基本マイルより1日遅れでの積算になります。
■直近のEdyマイル積算状況
表の通り、同日付の積算でもいくつかに分けて集計されます。「Edyマイル(セブンイレブン)」のように、コンビニはチェーン毎に分けられています。
そして、48マイル×2で96マイル貯まっているのがEdyマイルプラス加盟店での利用分です。
ボーナス分の数字をクリックすると詳細が出てきます。
今回のボーナス分はEdyマイルプラス加盟店であるマツモトキヨシでの支払い分です。
マツモトキヨシでEdyを利用すると、200円毎に2マイル、AMCモバイルプラス特典分も合わせると200円毎に4マイル貯まることになります。
とはいえ、マツモトキヨシはANAカードマイルプラス加盟店でもあるので、ANAカードで支払うと基本的に1000円毎に10マイル分のポイントと、別途税込100円毎に1マイルが積算されるので、200円毎に4マイルで変わらないし、Edyとクレジットカードを比べると、Edyの方が支払い金額に端数が出る可能性が高くなるので、クレジットカードの方が良いと思われるかもしれません。
しかし、Edyの方はチャージにANA JCB ワイドゴールド(ANA JCB SFCゴールド含む)、ANAダイナースカード、ANA VISA プレミアムカードといった一部の対象ゴールドカードを利用すると、200円毎に1マイルが積算されるので、マツモトキヨシやニッポンレンタカーなどのEdyマイルプラス加盟店で利用すると200円毎に最大5マイルが貯まるようになっています。
例えば、マツモトキヨシでEdy支払いでは端数が多いとされる900円を支払った場合、Edyは20マイル、ANAカードの場合は18マイルとなるので、Edyの方が結果的にお得になります。
さらに、Edyマイルプラス、ANAカードマイルプラスどちらの加盟店でもなく、支払い方法がクレジットカードとEdyのどちらも可能な店舗で比較しても、ANAカードは1,000円毎に10マイルのポイントが貯まるのに対し、マイルが積算されるANAカードでチャージし、AMCモバイルプラス加入したEdyで支払うと、200円毎に4マイル≒1,000円毎に20マイル貯まるので、チャージでマイルの貯まるANAゴールドカード、AMCモバイルプラスの2つが前提になりますが、Edyで支払いができるならEdyが最もANAのマイルが貯まる支払い方法と言えるかもしれません。
ただし例外:空港駐車場
羽田空港はじめ、空港内の駐車場は例外です。空港内の駐車場はANAカードマイルプラス、JALカード特約店で、ANAカードの場合は1,000円毎に10マイル分のポイント+特典分10マイルで20マイル貯まるようになっています。ただし、Edyマイルプラス加盟店ではないので、Edyでの支払いでは200円毎に最大4マイルになります。
例えば、24時間料金である1,500円を支払う場合、ANAカードが30マイル、Edyは端数が出てマイル積算対象は1,400円なので、28マイルになってしまいます。この場合はANAカードの方がお得になります。
また、端数が出ない48時間料金である3,000円の場合、ANAカードは60マイル、Edyの場合も60マイルで同じになりますが、ANAカードの場合、クレジットカード利用金額に応じて微々たるものではあるもののボーナスポイントが付き、ANAカードの場合は60マイル+αが貯まることになるので、ANAカードの方がお得になります。
さらに例外:セブンイレブン
セブンイレブンもANAカードマイルプラス加盟店なので、EdyよりもANAカードの方がお得になりそうなのに、私は上記の積算状況からも分かるようにEdyで支払っています。
これは、セブンイレブンはANAカードマイルプラス加盟店ではあるものの、税込200円に対して1マイルの積算になるためです。
例えば、1,000円の買い物をした場合、ANAカードで支払うと10マイル分のポイント+特典分5マイルの合計15マイルが貯まります。一方、Edyの場合、Edyマイルプラスではないものの、ANAゴールドカードでのチャージ、AMCモバイルプラスであれば200円毎に4マイルで、1,000円支払いで20マイル貯まることになるので、ANAカードマイルプラス加盟店でも、200円毎に1マイル積算のイトーヨーカドー、セブンイレブンではEdy支払いの方がお得になります。
そして、おさらい。
Edyチャージに対してマイルが積算されるANAカード
AMCモバイルプラスに加盟すると
通常200円毎に1マイルにプラスして、特典分として200円毎に2マイル、200円毎に合計3マイル。
+
対象のANAカードでEdyにチャージすると
200円毎に1マイルがクレジットカードのポイントではなく、マイル口座に直接積算。
この時点で200円毎に最大4マイル。
+
Edyマイル加盟店でEdyを利用すると
200円毎に1マイルのボーナスマイルが積算されます。
よって、200円支払いごとに最大5マイル貯まります。
もちろん、AMCモバイルプラスには月額300円+税がかかるので、特典分だけで200マイル、支払い金額にして20,000円以上を使わないとペイできなくなってしまいますが、ご自身の身の周りにEdyが使えるお店がどの程度あるのか、そのお店をどのくらい利用するのか、さらに現状のEdy利用状況などを計算してみると、意外とEdyを利用することでANAのマイルがこれまで以上に貯まるようになるかもしれませんよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿