2016年4月28日木曜日

ANA国内線、特典航空券かANA SKY コインで旅割購入か

ANAマイルが貯まり、いざ利用しようとした場合、特典航空券で取った方がお得なのか、マイルをANA SKY コインに交換してから運賃として支払った方が良いのか迷うところですが、結論から言うと「時と場合によります」

7月の3連休に1泊で広島に行く予定があり、希望する便の往復で、特典航空券の必要マイル数が15,000マイル、現時点で購入できる旅割75での往復運賃が24,880円ということになりました。


















































さて、ダイヤモンド/プラチナ/ブロンズの各プレミアムメンバーは50,000マイルを85,000円相当の支払いに使えるANA SKY コインに1.7倍のレートで交換でき、特典航空券に必要な15,000マイルを1.7倍にすると25,500円相当になるので、今回のケースでは特典航空券で15,000マイルを消費するよりも、ANA SKY コインに交換して旅割75運賃を支払った方がお得ということになりました。

そのうえ、特典航空券ではフライトマイルやプレミアムポイントは貯まりませんし、生涯フライトマイルにも反映されませんが、旅割75運賃を全額ANA SKY コインで支払った場合でも、現金やクレジットカードでの支払い同様にフライトマイルやプレミアムポイントが積算されるので、計算式やレートは割愛しますが、私のようなプラチナ1年目で旅割75で羽田=広島を往復した場合、フライトマイルが1,208マイル、プレミアムポイントが1,242PP貯まります。(その1,208マイルを1.7倍のレートでANA SKY コインに交換すると仮定すると約2,000円相当になります。)


また、特典航空券の受付は搭乗日の2か月前からなので、今回の日程ですと原則5月17日からになりますが、旅割75は搭乗日75日前(今回の場合5月3日)までに購入しなければならない分、割引率が大きい運賃なので、いざ5月17日になって希望する便の特典航空券が取れなかった場合、その時点で購入できるのは旅割55ということになってしまい、運賃が多少高くなってしまいます。


さらに、現時点での当該便の座席指定状況がこちら。






















































3連休の2日目に広島に向かうので、1便目は早朝便ということもあり、横並びで座席指定できる前方席もまだまだ余裕がありますが、3連休の最終日に羽田に向かう便はプレミアムメンバー向けにブロックされている前方席も窓側から横並びで指定できないなど、だいぶ埋まってしまっています。


ということで、なかなかスケジュール確定ができなくて旅割28や特割といった値引き幅の小さな運賃を購入しなければならず、その時点で特典航空券に空席がある場合だったり、ローシーズンで特典航空券の必要マイル数が少なくて済む場合などは特典航空券の方がお得になるケースはあるので注意は必要ですが、プレミアムメンバーの1.7倍、スーパーフライヤーズカード会員の1.6倍といったレートでマイルをANA SKY コインに交換でき、スケジュールが見通せて値引き幅の大きい旅割75で予約・購入できる場合はANA SKY コインで支払った方が運賃面だけでなく、座席指定など様々な点で良いといえるのではないでしょうか。

2016年4月26日火曜日

羽田空港発着のアメリカ路線就航先は?

日本側の羽田空港米国線発着枠はANAに昼間3枠、夜間1枠の合計4枠が配分されました。

とはいえ、現状の夜間発着路線は昼間にそのまま移行となると以下のようになります。
※2016/5/12更新
ANAの羽田発着アメリカ路線はロサンゼルスは夜間のまま継続となり、ホノルルが昼間時間帯への移行、ニューヨーク、シカゴが羽田での新規開設(成田からの移行)となったようです。

ANA
昼間
ホノルル※夜間→昼間移行
ニューヨーク※新規路線
シカゴ※新規路線
夜間
ロサンゼルス※継続


そして、アメリカの航空会社が申請しているのが
◆ユナイテッド
サンフランシスコ※夜間→昼間移行
ニューヨーク(ニューアーク)※新規路線
◆アメリカン
ロサンゼルス※夜間→昼間移行
ダラス・フォートワース※新規路線
◆デルタ
ロサンゼルス※夜間→昼間移行
ミネアポリス※新規路線
アトランタ※新規路線
◆ハワイアン
ホノルル
コナ※新規路線


当初は夜間の路線はそのまま昼間の移行という報道があったのですが、そうでなくてはならないというルールはないようです。
ということで、JALの2枠、ユナイテッド、アメリカン、デルタ、ハワイアンの各1枠のうち、ハワイアンのホノルル以外は夜間から昼間への移行ではない可能性もあるようです。
また、アメリカ側は昼間1枠、夜間1枠が残っているわけですが、ANAと同じスターアライアンスのユナイテッドに昼間枠が配分される可能性は極めて低いのではないでしょうか。
さらに、実需面からいうとデルタのミネアポリス、アトランタよりも消去法でアメリカンのダラスになるのではないでしょうか。

スマホアプリ「ANAマイレージクラブ」を使ってみる

新たにスタートしたANAのスマートフォンアプリ「ANAマイレージクラブ」を早速ダウンロードしてみました。まずはトップ画面。ステイタス毎にデザインが大きく異なり、差別化されていたANAのパソコン用サイト「ANA SKY WEB」のトップページがほぼ共通化されてしまい、面白み欠けてしまったのに比べると、アプリを開いたと同時に自分のステイタス、マイル数、プレミアムポイント、ANA SKYコイン残高、アップグレードポイント残高が一目で分かるので、デザインとしては良いと思います。

ただ、このアプリだけをインストールした状態では保安検査場や搭乗ゲートを通過できません。2枚目の提示用デジタルカードをカウンターでの搭乗手続きや手荷物預け入れ時に提示すると、カウンタースタッフが画面に表示されているお客様番号を手動で入力し、予約情報を照会することになると思います。

それならば、以前から提供されているANAアプリにお客様番号を登録し、携帯端末をICカードとして利用できるようにしておいた方が、スタッフの方に手間をかけずに済みますし、自分自身も手続きをスムーズに進めることができると思います。

また、提携サービスでマイルを積算される場合も、ANAカードやANAマイレージクラブカードであればすスタッフは磁気カードを端末に通すだけですが、提示用デジタルカードの場合は搭乗手続き同様に、画面のお客様番号を手動で打ち込むことになると思うので、基本はカードを使うようにしておき、うっかりカードを忘れてしまった場合の保険として、提示用デジタルカードを利用するようにした方が良いかもしれません。





次に、他の画面も見てみたいと思います。
左がマイレージ情報で、現在のマイル数、次に期限を迎えるマイルと期日が一目で分かります。今回、ここでは表示していませんが、ANA SKY コインも同じような形で表示されます。

そして、右側がアップグレードポイントです。2015年の実績によって貯まったポイント数と、現時点で来年獲得できるアップグレードポイントが表示されます。今年は必要外での利用、いわゆるプレミアムポイントやアップグレードポイントを貯めるための修行フライトは行わないので、来年はせいぜい20,000PPで6Pか8Pといったところでしょうか。そう考えると去年の50,000PPというのはかなり無茶しましたね。

2016年4月21日木曜日

ANA国内線の2016夏ダイヤ期間増便を利用したSFC修行


















4月20日に以下の通り、2016夏ダイヤの計画変更が発表されました。中でも気になるのが羽田=宮古が9月1日~30日までと10月に2日間、1日2往復に増便される点です。関西=沖縄の増便は繁忙期の限られた期間で、運賃も高めだと思うのでPP単価という点から考えると望み薄です。





















宮古毎日新聞 「羽田直行便2往復4便に/ANA」
http://www.miyakomainichi.com/2016/04/87867/

さて、その羽田=宮古ですが、上記の新聞報道を元にすると以下のようになります。
通常ダイヤ
NH0087便 羽田11:40 → 宮古14:30   NH0088便 宮古15:25→羽田18:15

9月1日~30日
NH0000便 羽田07:50 → 宮古10:40   NH0000便 宮古12:25→羽田15:15
NH0087便 羽田11:40 → 宮古14:30   NH0088便 宮古15:25→羽田18:15


この場合、増便の宮古→羽田は観光客からすると出発時間が早いため、利用客は1日を有効活用できるNH88便を積極的に選ぶと思われるので、NH88便に比べ増便は同じプレミアム旅割28でも運賃が低めに設定されることが予想されます。

そして、従来発表の夏ダイヤでは関西→石垣→羽田、関西→宮古→羽田というような乗り継ぎはできませんでしたが、以下の乗り継ぎが可能になります。
NH1749便 関西07:55 → 宮古10:15
NH0000便 宮古12:25 → 羽田15:15


関西発着路線はPP単価を抑えることができる路線が多く、関西国際空港内で24時間営業のKIXエアポートラウンジを活用すれば0泊2日、0泊3日といった強行スケジュールも可能です。
もちろん、羽田空港が最寄り空港で自宅に帰った方が楽という場合は羽田=那覇を2往復でも良いと思いますが、羽田空港までのアクセスにも時間がかかる場合、往復の交通費や羽田空港周辺のホテルよりも、KIXエアポートラウンジの方が安上がりだと思います。

羽田=那覇2往復4便
NH0461便 羽田06:20 → 那覇08:55  2,860PP
NH0994便 那覇10:00 → 羽田12:25  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH0476便 那覇19:15 → 羽田21:40  2,860PP
                  合計:11,440PP



①0泊2日
パターンA(2日目は早めに切り上げる)
1日目
NH0461便 羽田06:20 → 那覇08:55  2,860PP
NH0994便 那覇10:00 → 羽田12:25  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH1740便 那覇20:10 → 関西22:05  2,247PP
小計:10,827PP

2日目①
NH1749便 関西07:55 → 宮古10:15  2,665PP
NH0000便 宮古12:25 → 羽田15:15  3,295PP
小計:5,960PP         合計:16,787PP


パターンB(0泊2日フルフライト)
1日目
NH0461便 羽田06:20 → 那覇08:55  2,860PP
NH0994便 那覇10:00 → 羽田12:25  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH1740便 那覇20:10 → 関西22:05  2,247PP
小計:10,827PP

2日目①
NH1749便 関西07:55 → 宮古10:15  2,665PP
NH0000便 宮古12:25 → 羽田15:15  3,295PP
NH1097便 羽田17:10 → 那覇19:35  2,860PP*
NH0478便 那覇20:40 → 羽田23:05  2,860PP*基本的に1097便の折り返しが478便

小計:11,680PP        合計:22,507PP

関西スタート→宮古→羽田とフライトすると、後ろに付けられるのは羽田→那覇→羽田で9月は基本的に折り返し便なので同じCAさんが担当ということになってしまいそうです。2日目は②でも良いかもしれません。

2日目②
NH1731便 関西08:00 → 那覇10:00  2,247PP
NH0462便 那覇11:15 → 羽田13:45  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH0476便 那覇19:15 → 羽田21:40  2,860PP
小計:10,827PP        合計:21,654PP



②0泊3日
1日目
NH0461便 羽田06:20 → 那覇08:55  2,860PP
NH0994便 那覇10:00 → 羽田12:25  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH1740便 那覇20:10 → 関西22:05  2,247PP
小計:10,827PP

2日目
NH1731便 関西08:00 → 那覇10:00  2,247PP
NH0462便 那覇11:15 → 羽田13:45  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH1740便 那覇18:45 → 関西20:40  2,247PP
小計:10,214PP

3日目①
NH1749便 関西07:55 → 宮古10:15  2,665PP
NH0000便 宮古12:25 → 羽田15:15  3,295PP
小計:5,960PP         合計:27,001PP

3日目②
NH1731便 関西08:00 → 那覇10:00  2,247PP
NH0462便 那覇11:15 → 羽田13:45  2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:20  2,860PP
NH0476便 那覇19:15 → 羽田21:40  2,860PP
小計:10,827PP        合計:31,868PP

2日間強行スケジュールならば3日目もフル稼働でも良いかもしれませんが、そこは高みの見物といいますか、自分は日帰りしか経験がないので分かりませんが、現実的には0泊2日のパターンAが色々なルートを飛べて、体への負担もそこそこなのでよいのではないでしょうか。

2016年4月12日火曜日

2016年後半のSFC修行は計画的に!





















4月の現時点で10月下旬までの普通席「旅割」と原則として搭乗日の2か月前から販売・受付が開始される6月までの普通席「特典航空券」や「いっしょにマイル割」、プレミアムクラスの「プレミアム旅割28」が購入可能な訳ですが、これから計画・実行するとなると、7月中旬以降は夏休みで行楽シーズンとなり、8月、9月はお盆やお彼岸の帰省もあるので、特に週末や連休を使って安価な運賃でプレミアムポイントを効率的に貯めることが難しくなってきます。

そこで、だいぶ気は早いのですが、10月から年末年始やクリスマス前の12月20日頃までの1,2か月で、今年1月から9月頃までに貯めた(貯まる予定の)PPから、目指すステイタスまでの不足分PPを貯める短期決戦型の国内線での修行スケジュールを考えてみます。


まず、過去に調べたスケジュールや経験を基に、現実的な羽田起点の場合の候補路線がこちら
◎本命路線:この路線を軸にスケジュールを組みます。
羽田=那覇の「プレミアム旅割28」
原油安効果があってか、2016年夏ダイヤから「プレミアム旅割28」が大幅値下げされ、PP単価が10円を切り、曜日、時間帯によってはPP単価が約7.5円の便もあります。

〇有力路線:羽田発着路線ではないものの、PP単価が安いので前後に組み入れます。
関西=那覇の「プレミアム旅割28」
私の想像では、LCCが数多く就航しているため、関西発着の那覇、新千歳はPP単価が比較的抑えられることが多いようです。

△除外候補路線
羽田=宮古、羽田=石垣、新千歳=那覇、関西=新千歳、関西=宮古、関西=石垣
2016夏ダイヤから羽田=宮古への就航、羽田=石垣の1日2往復への増便継続、関西=新千歳の増便など、修行最適路線が増えたような気もしましたが、以下の理由で活用できません。

除外理由①:プレミアム旅割28値下げで羽田=那覇のPP単価が最安
2016年の夏ダイヤから羽田=那覇のプレミアム旅割28が大幅値下げされたことによって、羽田=宮古、羽田=石垣などが相対的に割高になってしまいました。これは、便数が限られている離島路線を修行に活用されると、本当に利用したい離島の沖縄県民、レジャーで利用したい観光客と競合してしまうため、便数も多く、シェアも獲得したいANAからの「修行は羽田=那覇でやってくれ」というメッセージが込められているのではないか、と勝手に解釈しています。

除外理由②:宮古、石垣は乗り継ぎが難しい
羽田→石垣→関西→那覇→羽田や、関西→石垣→羽田→那覇→関西のように、短時間でプレミアムポイントを効率的に貯められる路線を乗り継げば、1日でより多くのPPを獲得できるのですが、①と同じ理由で(と勝手に解釈しているのですが)、上記のようなパターンでは乗り継ぎできないようなダイヤになっています。
例えば、早朝便のNH89便:羽田(6:10)→石垣(9:25)で行ってしまうと、次に効率の良い便は折り返しのNH90便の石垣(11:30)→羽田(14:25)となってしまい、2時間以上の待ち時間と折り返し便になると思うので担当するCAさんも同じになってしまう可能性大で、それらを避けようと、羽田→石垣→那覇→羽田としてしまうと、PP単価の悪い石垣→那覇で前後のメリットをかなり打ち消してしまいます。

また、NH1747便は関西(9:20)→石垣(11:45)なので、NH90便の石垣(11:30)→羽田(14:25)に間に合いませんし、NH1748便は石垣(11:55)→関西(14:15)はNH1791便:宮古(10:50)→石垣(11:20)からの機材繰りなので、基本的にNH1747便からの乗り継ぎは想定していないものと思われます。

除外理由③:新千歳=那覇
おそらく日本の国内線で最長区間である新千歳=那覇ですが、そもそもプレミアムクラスが8席で、プレミアム旅割28の競争率が高いことと、PP単価も現状の羽田=那覇には劣るので微妙です。
まず、北海道在住以外の人間がNH1693便:新千歳(10:50)→那覇(14:25)を利用するためには、早朝便の羽田=新千歳か、NH1711便:関西(8:00)→新千歳(9:50)からの乗り継ぎになると思うのですが、羽田=新千歳はPP単価が羽田=那覇に比べると悪いですし、NH1711便の機材・クルーが引き続き担当するのがNH1693便というパターンのようです。
また、新千歳起点に新千歳→那覇→関西→新千歳というのも、乗り継ぎがうまくいかず、1日では消化できません。逆もまた然りです。


そうなると、羽田起点の場合は自分のスケジュールに合わせて羽田=那覇を1日1往復するか、弾丸スケジュールの場合はプランAかプランBが現実的です。

プランA
NH0461便 羽田06:20 → 那覇09:05 P旅割28 2,860PP
NH0994便 那覇10:05 → 羽田12:25 P旅割28 2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:30 P旅割28 2,860PP
NH0476便 那覇19:20 → 羽田21:40 P旅割28 2,860PP
合計11,440PP
基本的に461便はANAウィングス運航のため、NH994便とクルーが同一の可能性はありません。

プランB
NH0993便 羽田06:40 → 那覇09:20 P旅割28 2,860PP
NH1734便 那覇10:35 → 関西12:30 P旅割28 2,247PP
NH1737便 関西16:10 → 那覇18:10 P旅割28 2,247PP
NH0476便 那覇19:20 → 羽田21:40 P旅割28 2,860PP
合計10,214PP
開始と終了がほぼ同時刻なので、修行も最終段階で最後は11,440PPもいらないという場合は2便を那覇=関西にしたり、羽田=那覇を1往復とするなどして調整します。


こうして見てみると、羽田空港が最寄りで丸々1日かければ羽田=那覇を2往復できるのはすごくラッキーなことのように思えてきます。私が去年実行した際はダブルマイルキャンペーンを活用して、あまり深く考えずに羽田=那覇1日1往復を何日かこなした訳ですが、羽田、関西以外の空港が最寄りの場合は日帰りで【起点空港】→羽田→那覇→羽田→【起点空港】としてみたり、1泊2日、2泊3日で日本中、もしくは国際線を織り交ぜながらということになるかもしれません。


今後も、PP単価が抑えられる路線や乗り継ぎを探していこうと思います。











2016年4月8日金曜日

SFC特典のネームタグが届きました。

手詰まり気味なところに新たなネタが舞い込みました。スーパーフライヤーズカード発行から遅れること2週間。SFC特典の1つであるネームタグが届きました。
とはいうものの、特典のネームタグは頭からすっかり消え去っていたため、SFCの封筒で郵便物が届いてもピンと来ず、SFC初年度はラウンジカード自動発行はないし、来年度の手帳やカレンダーな訳がないので、一体何が入っているのかおっかなびっくり開けてみると、中に紙ケースながら何やら重厚感のある作りのケースが。




















この時点でもネームタグだとはつゆ知らず。Member's Only? ハンカチでもくれるの?なんて思って開けてみました。





















するとご覧のようなネームタグが案内状を添えて入っていました。
表面にはANAのロゴと、SUPERFLYERSの刻印、裏面にはローマ字で名前が刻印してありました。

また、案内状には「バックル部分は飛行機が滑走路から離陸する瞬間をモチーフにデザインいたしました。」とあるので、どういうことかな?飛行機の座席シートベルトじゃなくて飛行機?と思いましたが、どうやらこういうことのようです。






















バックルを真横から見てみると、飛行機が離陸する姿に見えなくもありません。
このネームタグ、普段使いのバックなどにつけるのも似合わないですし、スーツケースにつけるといつ取れて無くなってしまうか分からないので、しばらくは保管しておこうと思います。

国内線ANAラウンジの利用方法とサービス内容

ダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、スーパーフライヤーズカード会員のメリットの1つとしてANAラウンジが利用できます。ANAラウンジは新千歳、羽田、伊丹、福岡、那覇といった幹線路線の空港以外にも、仙台、小松、関西、広島、熊本、鹿児島などにも設置されています。(ダイヤモンドメンバーは羽田、伊丹、那覇ではスイートラウンジが利用できます。)


◆ラウンジ利用条件
ANAプレミアムサービス(プラチナ、ダイヤモンド)、スーパーフライヤーズカード会員、スターアライアンスゴールドメンバーで当日にANA運航便、コードシェア便をANA便名で利用する場合は搭乗クラスに関わらず無料で利用できます。
また、当日、プレミアムクラスに搭乗する場合も無料で利用できます。
コードシェア便はエアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー運航便のうち、羽田空港はANAと同じ第2ターミナルからの出発便、その他の空港出発便はANAラウンジ設置空港からの出発便をANA便として予約・購入した場合のみ利用可能です。

【ラウンジを有料で利用する方法】
羽田空港のみ対応ですが、当日ANA便を利用する場合、ANA MY CHOICEとして3,100円で国内線ANAラウンジが利用できます。
また、プラチナ、ダイヤモンド、SFC会員の2~4人目の同行者の場合は、会員本人のアップグレードポイント2P、もしくは2,000マイルで利用することも可能です。


◆ラウンジ入室方法
ラウンジ受付にIC端末が設置されているので、保安検査場でタッチしたICカードやQRコードが印字された搭乗券をかざします。ステイタスカードにはICチップは搭載されていないため、基本的にANA国内線の場合はステイタスカードをかざしたり、提示する必要はありません。

【プラチナ、ダイヤモンド、SFC会員が同行者を1名伴って入室する方法】
1. ラウンジ受付のIC端末の【同行者受付ボタン】を押します。
2. プラチナ、ダイヤモンド、SFC会員本人のICカードまたは搭乗券をかざします。
3. 会員本人が認証されます。
4. 続いて同行者のICカードまたは搭乗券をかざします。
5. 同行者が認証されます。
6. 本人、同行者1名が入室可能となります。

※同行者が2名以上のケースは経験していないので、私には分かりません。























さて、続いてANAラウンジのサービス内容などを紹介していこうと思います。

写真は日曜日午前8時頃の伊丹空港ANAラウンジです。日曜日の朝ということで利用者はまばらでしたが、9時を過ぎると徐々に増えてきた印象です。
これまで利用したことのある、羽田、伊丹、福岡、那覇ともに雰囲気やサービスはほぼ変わりません。ただし、那覇は手狭です。

まず、座席はカウンターのような固定された椅子が多いのですが、一部には個別のソファータイプのようなゆったりした座席もあります。

基本的に各座席に電源コンセントがあるので、パソコンでの作業や、携帯電話等の充電もできます。充電ケーブルがない場合でも、一部座席には充電器が備え付けてあったり、入口付近にも充電器があります。(*後日撮影予定)

また、館内ではANA Wi-Fiが利用できます。


次に、飲み物ですが、ソフトドリンク、アルコールともに充実しています。
ソフトドリンクは一般的なサーバーのジュース類に加え、ドリップマシーンのコーヒー、青汁、トマトジュース、野菜ジュース、牛乳などがあります。

アルコール類もビールや日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーなどがあります。さきほどのジュース類のサーバーには炭酸水もあるので、ハイボールのような楽しみ方もできると思います。
食べ物はおつまみスナックが用意されていますが、その他はないので、時間に余裕のある時はちょっとした食事を用意しておくとよいと思います。

その他、新聞、雑誌が用意されています。


私の場合、ラウンジは通常20~30分の利用ですが、遅延や乗り継ぎで待ち時間が長くなりそうな場合や、朝食や夕食はラウンジで済ませたい場合は少し早めに行き、ラウンジで1時間以上過ごすこともあります。


*今後、内容を追記します。

2016年4月6日水曜日

Edy利用で積算されるANAマイルとEdyのお得な使い方

今回は楽天Edy(以下Edy)を使ってANAのマイルが貯まる仕組み、どういった場面ならANAカードのクレジットカード決済より、Edyでの支払いの方がお得になるのか見ていこうと思います。

まず、ANAカード搭載のEdy、おサイフケータイやスマホアプリのポイント設定をANAマイレージクラブにしてEdyを利用すると、基本は200円毎に1マイルが貯まります。
実際にマイルが積算される時期ですが、毎月1日~10日、11日~20日、21日~月末といった形で3回に分けて集計され、それぞれ15日、25日、翌月5日にマイル口座に積算されます。

また、AMCモバイルプラスに加入していると基本マイルに加え、200円毎に2マイルの特典分ボーナスマイルが貯まり、そちらも基本マイル同様に3回に分けて集計されますが、積算時期は16日、26日、翌月6日と基本マイルより1日遅れでの積算になります。

■直近のEdyマイル積算状況









表の通り、同日付の積算でもいくつかに分けて集計されます。「Edyマイル(セブンイレブン)」のように、コンビニはチェーン毎に分けられています。

そして、48マイル×2で96マイル貯まっているのがEdyマイルプラス加盟店での利用分です。










ボーナス分の数字をクリックすると詳細が出てきます。
今回のボーナス分はEdyマイルプラス加盟店であるマツモトキヨシでの支払い分です。
マツモトキヨシでEdyを利用すると、200円毎に2マイル、AMCモバイルプラス特典分も合わせると200円毎に4マイル貯まることになります。

とはいえ、マツモトキヨシはANAカードマイルプラス加盟店でもあるので、ANAカードで支払うと基本的に1000円毎に10マイル分のポイントと、別途税込100円毎に1マイルが積算されるので、200円毎に4マイルで変わらないし、Edyとクレジットカードを比べると、Edyの方が支払い金額に端数が出る可能性が高くなるので、クレジットカードの方が良いと思われるかもしれません。


しかし、Edyの方はチャージにANA JCB ワイドゴールド(ANA JCB SFCゴールド含む)、ANAダイナースカード、ANA VISA プレミアムカードといった一部の対象ゴールドカードを利用すると、200円毎に1マイルが積算されるので、マツモトキヨシやニッポンレンタカーなどのEdyマイルプラス加盟店で利用すると200円毎に最大5マイルが貯まるようになっています。

例えば、マツモトキヨシでEdy支払いでは端数が多いとされる900円を支払った場合、Edyは20マイル、ANAカードの場合は18マイルとなるので、Edyの方が結果的にお得になります。


さらに、Edyマイルプラス、ANAカードマイルプラスどちらの加盟店でもなく、支払い方法がクレジットカードとEdyのどちらも可能な店舗で比較しても、ANAカードは1,000円毎に10マイルのポイントが貯まるのに対し、マイルが積算されるANAカードでチャージし、AMCモバイルプラス加入したEdyで支払うと、200円毎に4マイル≒1,000円毎に20マイル貯まるので、チャージでマイルの貯まるANAゴールドカード、AMCモバイルプラスの2つが前提になりますが、Edyで支払いができるならEdyが最もANAのマイルが貯まる支払い方法と言えるかもしれません。


ただし例外:空港駐車場
羽田空港はじめ、空港内の駐車場は例外です。空港内の駐車場はANAカードマイルプラス、JALカード特約店で、ANAカードの場合は1,000円毎に10マイル分のポイント+特典分10マイルで20マイル貯まるようになっています。ただし、Edyマイルプラス加盟店ではないので、Edyでの支払いでは200円毎に最大4マイルになります。

例えば、24時間料金である1,500円を支払う場合、ANAカードが30マイル、Edyは端数が出てマイル積算対象は1,400円なので、28マイルになってしまいます。この場合はANAカードの方がお得になります。
また、端数が出ない48時間料金である3,000円の場合、ANAカードは60マイル、Edyの場合も60マイルで同じになりますが、ANAカードの場合、クレジットカード利用金額に応じて微々たるものではあるもののボーナスポイントが付き、ANAカードの場合は60マイル+αが貯まることになるので、ANAカードの方がお得になります。


さらに例外:セブンイレブン
セブンイレブンもANAカードマイルプラス加盟店なので、EdyよりもANAカードの方がお得になりそうなのに、私は上記の積算状況からも分かるようにEdyで支払っています。
これは、セブンイレブンはANAカードマイルプラス加盟店ではあるものの、税込200円に対して1マイルの積算になるためです。
例えば、1,000円の買い物をした場合、ANAカードで支払うと10マイル分のポイント+特典分5マイルの合計15マイルが貯まります。一方、Edyの場合、Edyマイルプラスではないものの、ANAゴールドカードでのチャージ、AMCモバイルプラスであれば200円毎に4マイルで、1,000円支払いで20マイル貯まることになるので、ANAカードマイルプラス加盟店でも、200円毎に1マイル積算のイトーヨーカドー、セブンイレブンではEdy支払いの方がお得になります。


そして、おさらい。
Edyチャージに対してマイルが積算されるANAカード

















AMCモバイルプラスに加盟すると
通常200円毎に1マイルにプラスして、特典分として200円毎に2マイル、200円毎に合計3マイル。

対象のANAカードでEdyにチャージすると
200円毎に1マイルがクレジットカードのポイントではなく、マイル口座に直接積算。

この時点で200円毎に最大4マイル。

Edyマイル加盟店でEdyを利用すると
200円毎に1マイルのボーナスマイルが積算されます。

よって、200円支払いごとに最大5マイル貯まります。


もちろん、AMCモバイルプラスには月額300円+税がかかるので、特典分だけで200マイル、支払い金額にして20,000円以上を使わないとペイできなくなってしまいますが、ご自身の身の周りにEdyが使えるお店がどの程度あるのか、そのお店をどのくらい利用するのか、さらに現状のEdy利用状況などを計算してみると、意外とEdyを利用することでANAのマイルがこれまで以上に貯まるようになるかもしれませんよ。