2015年11月16日月曜日

機内持ち込みできるもの、預けられるもの

よく、航空会社のHPや空港内の案内表示などでは、「機内持ち込みできないもの」、「預け入れる手荷物に入れてはいけないもの」として紹介されていることが多いと思います。


しかし、利用する側としては

「ダメとは書いてないけど、これはどうなんだろう?」

と、持ち込んでいいのか、預けるスーツケースに入れていいのか迷ってしまうようなものも少なからずあります。

また、保安検査場を通過する際にトレイに出すべきか、バッグに入れたままでOKなのか迷ってしまうこともあります。



ということで、今回は過去に私が預ける荷物に入れて問題なかったもの、保安検査場でバッグに入れたままでもOKだったものを紹介したいと思います。


①預け入れる荷物(スーツケース)に入れておいても大丈夫なもの

・ペットボトル飲料/凍らせたペットボトル飲料
空港や旅先のコンビニで飲み物を購入すると、2本分の金額で日ごろ利用しているスーパーなら3本買えてしまうのと、旅先で購入した駅弁(空弁)やお土産などが傷むのを防ぐため、保冷剤としても使用できるように水やお茶を数本凍らせたものを持っていくことがあります。

保安検査場では飲み物はバッグから出さなくてはならないし、検査機器で簡易チェックもされるのでやや面倒ですが、預け入れるスーツケースの中に液漏れしないようにクーラーバッグ等に入れ、ビニールと養生テープでしっかり梱包したものを入れておいても、X線検査は問題なく通過できました。


・凍結済みの保冷材(蓄冷材)
夏場の観光では凍らせたペットボトル数本では保冷効果は数時間しかもたないので、日頃から愛用している、あらかじめ凍らせておいたLOGOSの「倍速氷点下パック」という保冷剤を凍らせたペットボトルとともに小型の発泡スチロールボックスに入れて、それをスーツケースに入れて預けています。この場合もフタを養生テープで留め、それをビニール袋などに入れ、その上から再度養生テープで留めた状態にします。
これまで、多少の結露はありますが、中味が破損したり液漏れしたことはありません。


・ノートパソコンのACアダプター、携帯/スマホの充電ケーブル
PC本体や電池内臓のモバイルバッテリーやカメラなどを預けることはできませんが、付属品であるACアダプターや充電ケーブル、USBケーブルは入れておいても問題ありません。




②保安検査場でバッグに入れたままでもOKなもの

・デジタルカメラ、モバイルバッテリーなど
パソコンはハードディスクがX線検査の妨げになるらしく、バッグから出してトレイに乗せて検査を通す必要があるのですが、デジタルカメラやモバイルバッテリーなどは電池が入った状態でもバッグの中に入れたままでもOKです。もちろん、ACアダプターやUSBケーブルなどの付属品も入れたままです。


・液体以外の飲食物/お土産など
ペットボトル飲料や水筒やカップなどに入った液体は確認されるので出さなくてはなりませんが、お弁当やパン、お菓子、お土産の食品はバッグに入れたままでも問題ありません。


・財布/小銭入れ/家や車のカギ
硬貨やクレジットカード等の磁気カードが入った状態の財布やカギ類もバッグに入れたままでOKです。ただ、何かあった時のために小物類は巾着やエコバッグなどにひとまとめにしておいた方が安心だと思います。


・折り畳み傘
普通の傘は機内持ち込みサイズのバッグの中には入りませんが、折り畳み傘はバッグの中に入れたままでも問題ありません。




こうして書いていると紹介できるものがありそうで、あまりなくて焦っています。何かあったら追記していこうと思います。





12月から年内いっぱい羽田=那覇線に異変!?※11/18改題


画像は8日分ですが、12月7日11月18日訂正・追記12月1日から羽田=那覇線に年内いっぱいプレミアムクラスのないA320が週末や祝日を除き投入されます。当初はNH993便と、その折り返し便にあたるNH994便で運用され、23日以降はNH461便と、那覇=羽田は最終のNH478便がA320での運航になります。
また、NH461便がA320になる前日の22日まで、NH461便のみがANAウィングスによる運航になることが多いようです。ただ、B737-800型機はANAとの共同保有らしいので、パイロット、CAのクルーがANAウィングス所属の方々になるだけで、表面上は何ら変わりないと思います。

11月19日追記
12月10日のNH461便はプレミアムクラスの設定がないB737-500に、NH993はA320からB767-300に変わったようです。機材繰りでしょうか、後日確認すると機材が変更になっていることがあるので、ご注意ください。



それにしても、羽田発着国内線では長距離路線になり、飛行時間が長いからこそ人気のプレミアムクラスが設定できないA320を羽田=那覇に投入するANAの意図がいまいち理解できないところです。年明けには一時的にA320で運航された便もB737-800やB767-300に戻るので、機体整備などによる機材繰りだとは思いますが、何も羽田=那覇に投入しなくても、もう少しうまくやり繰りできるだろうと思ってしまうのは私だけでしょうか?


それと、A320は大型機のような備え付けのスクリーンやモニター、B737-800のように頭上からフリップダウンしてくるモニターがなく、保安ビデオを流すこともできないため、代わりとして、チーフパーサーがマイクでセリフを読み上げ、それに合わせて他のCAさんたちが身振り、手振りで実演していたと思います。


今後、ANAはエンジン換装型であるA320neo、A321neoの導入を決めていますが、それまでのつなぎとして従来型のA321も長期保有を前提としない形での導入が決まっています。
そのA321はこれまでのA320を踏襲するのか、A320neo、A321neoにはプレミアムクラスを設定する予定で、従来型A321もそれらを先取りする形でプレミアムクラスを設定するのか気になります。


そもそも、ANAがA320にプレミアムクラスを設定しない理由が分かりませんが、機材によって選べるサービスが変わってしまうのはどうなんでしょうか?