2016年4月12日火曜日

2016年後半のSFC修行は計画的に!





















4月の現時点で10月下旬までの普通席「旅割」と原則として搭乗日の2か月前から販売・受付が開始される6月までの普通席「特典航空券」や「いっしょにマイル割」、プレミアムクラスの「プレミアム旅割28」が購入可能な訳ですが、これから計画・実行するとなると、7月中旬以降は夏休みで行楽シーズンとなり、8月、9月はお盆やお彼岸の帰省もあるので、特に週末や連休を使って安価な運賃でプレミアムポイントを効率的に貯めることが難しくなってきます。

そこで、だいぶ気は早いのですが、10月から年末年始やクリスマス前の12月20日頃までの1,2か月で、今年1月から9月頃までに貯めた(貯まる予定の)PPから、目指すステイタスまでの不足分PPを貯める短期決戦型の国内線での修行スケジュールを考えてみます。


まず、過去に調べたスケジュールや経験を基に、現実的な羽田起点の場合の候補路線がこちら
◎本命路線:この路線を軸にスケジュールを組みます。
羽田=那覇の「プレミアム旅割28」
原油安効果があってか、2016年夏ダイヤから「プレミアム旅割28」が大幅値下げされ、PP単価が10円を切り、曜日、時間帯によってはPP単価が約7.5円の便もあります。

〇有力路線:羽田発着路線ではないものの、PP単価が安いので前後に組み入れます。
関西=那覇の「プレミアム旅割28」
私の想像では、LCCが数多く就航しているため、関西発着の那覇、新千歳はPP単価が比較的抑えられることが多いようです。

△除外候補路線
羽田=宮古、羽田=石垣、新千歳=那覇、関西=新千歳、関西=宮古、関西=石垣
2016夏ダイヤから羽田=宮古への就航、羽田=石垣の1日2往復への増便継続、関西=新千歳の増便など、修行最適路線が増えたような気もしましたが、以下の理由で活用できません。

除外理由①:プレミアム旅割28値下げで羽田=那覇のPP単価が最安
2016年の夏ダイヤから羽田=那覇のプレミアム旅割28が大幅値下げされたことによって、羽田=宮古、羽田=石垣などが相対的に割高になってしまいました。これは、便数が限られている離島路線を修行に活用されると、本当に利用したい離島の沖縄県民、レジャーで利用したい観光客と競合してしまうため、便数も多く、シェアも獲得したいANAからの「修行は羽田=那覇でやってくれ」というメッセージが込められているのではないか、と勝手に解釈しています。

除外理由②:宮古、石垣は乗り継ぎが難しい
羽田→石垣→関西→那覇→羽田や、関西→石垣→羽田→那覇→関西のように、短時間でプレミアムポイントを効率的に貯められる路線を乗り継げば、1日でより多くのPPを獲得できるのですが、①と同じ理由で(と勝手に解釈しているのですが)、上記のようなパターンでは乗り継ぎできないようなダイヤになっています。
例えば、早朝便のNH89便:羽田(6:10)→石垣(9:25)で行ってしまうと、次に効率の良い便は折り返しのNH90便の石垣(11:30)→羽田(14:25)となってしまい、2時間以上の待ち時間と折り返し便になると思うので担当するCAさんも同じになってしまう可能性大で、それらを避けようと、羽田→石垣→那覇→羽田としてしまうと、PP単価の悪い石垣→那覇で前後のメリットをかなり打ち消してしまいます。

また、NH1747便は関西(9:20)→石垣(11:45)なので、NH90便の石垣(11:30)→羽田(14:25)に間に合いませんし、NH1748便は石垣(11:55)→関西(14:15)はNH1791便:宮古(10:50)→石垣(11:20)からの機材繰りなので、基本的にNH1747便からの乗り継ぎは想定していないものと思われます。

除外理由③:新千歳=那覇
おそらく日本の国内線で最長区間である新千歳=那覇ですが、そもそもプレミアムクラスが8席で、プレミアム旅割28の競争率が高いことと、PP単価も現状の羽田=那覇には劣るので微妙です。
まず、北海道在住以外の人間がNH1693便:新千歳(10:50)→那覇(14:25)を利用するためには、早朝便の羽田=新千歳か、NH1711便:関西(8:00)→新千歳(9:50)からの乗り継ぎになると思うのですが、羽田=新千歳はPP単価が羽田=那覇に比べると悪いですし、NH1711便の機材・クルーが引き続き担当するのがNH1693便というパターンのようです。
また、新千歳起点に新千歳→那覇→関西→新千歳というのも、乗り継ぎがうまくいかず、1日では消化できません。逆もまた然りです。


そうなると、羽田起点の場合は自分のスケジュールに合わせて羽田=那覇を1日1往復するか、弾丸スケジュールの場合はプランAかプランBが現実的です。

プランA
NH0461便 羽田06:20 → 那覇09:05 P旅割28 2,860PP
NH0994便 那覇10:05 → 羽田12:25 P旅割28 2,860PP
NH0475便 羽田14:45 → 那覇17:30 P旅割28 2,860PP
NH0476便 那覇19:20 → 羽田21:40 P旅割28 2,860PP
合計11,440PP
基本的に461便はANAウィングス運航のため、NH994便とクルーが同一の可能性はありません。

プランB
NH0993便 羽田06:40 → 那覇09:20 P旅割28 2,860PP
NH1734便 那覇10:35 → 関西12:30 P旅割28 2,247PP
NH1737便 関西16:10 → 那覇18:10 P旅割28 2,247PP
NH0476便 那覇19:20 → 羽田21:40 P旅割28 2,860PP
合計10,214PP
開始と終了がほぼ同時刻なので、修行も最終段階で最後は11,440PPもいらないという場合は2便を那覇=関西にしたり、羽田=那覇を1往復とするなどして調整します。


こうして見てみると、羽田空港が最寄りで丸々1日かければ羽田=那覇を2往復できるのはすごくラッキーなことのように思えてきます。私が去年実行した際はダブルマイルキャンペーンを活用して、あまり深く考えずに羽田=那覇1日1往復を何日かこなした訳ですが、羽田、関西以外の空港が最寄りの場合は日帰りで【起点空港】→羽田→那覇→羽田→【起点空港】としてみたり、1泊2日、2泊3日で日本中、もしくは国際線を織り交ぜながらということになるかもしれません。


今後も、PP単価が抑えられる路線や乗り継ぎを探していこうと思います。