2015年11月26日木曜日

ブロンズ事前サービスでできること



30,000PP到達で「ブロンズ事前サービス」が提供されますが、「プラチナ」、「ダイヤモンド」に向けてANAを利用するなかで「ブロンズ事前サービス」でできることをまとめてみたいと思います。

※ステイタスカードと共に送られてくる小冊子に準じて、抜粋して記載します。



■ご予約時の空席待ち優先お取り扱い

私は親類は近くに住んでいて、急な出張というような航空機利用もないのですが、羽田=那覇などのプレミアムクラスは週末を中心にほぼ満席なので、思い立って旅行に行くということがある方には便利かもしれませんね。




■ANA国内線座席指定優先サービス

これはSFC取得のきっかけにもなったのですが、2015年から座席指定できる範囲がシビアになり、以前はANAカード会員であれば、一般カードでも、ワイドゴールドカードでも、運賃に関わらず普通席の前方座席が指定できたのですが、現状ではプレミアムサービスメンバーかSFC会員でないと、旅割、特割などの割引運賃の場合は翼付近から後方の座席しか指定できなくなりました。

プレミアムサービスメンバー、SFC会員からすれば、ANAカード会員が前方座席をしていできるのは不公平だという声があったのかは定かではありませんが、利用頻度の高い乗客が優先されるのは当たり前と言われれば仕方ありません。




■ラウンジ

国内線ANAラウンジは1,000マイルかアップグレードポイント2P、同行者はアップグレードポイント2P、国際線ANAラウンジは4,000マイルかアップグレードポイント3Pでラウンジが利用可能です。

プレミアムクラスの設定がない機材(A320や国際線用B767)に当たってしまい、悪天候や機材の到着遅れなどで長時間待たされるということでもなければ、ラウンジはどうしても使わなければならないというものではないと個人的には思っています。

また、ANAカードワイドゴールドを持っていれば、ANAのステイタスの有無、当日の利用クラスに関わらず、各空港のカードラウンジは利用できるので、そういった点からもANAで修行するのであれば、ANAカードワイドゴールドを持っていた方が便利ですね。




■フライトボーナスマイル

「ブロンズサービス」基準の30,000PP到達後、「プラチナサービス」基準の50,000PP到達までの間はANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアムを保有していれば45%、それ以外でも40%のボーナスマイルが加算されます。

私のように初めてプレミアムサービスメンバー基準に到達し、翌年度以降にSFC会員になるという場合、事前サービス期間のボーナスマイル積算は意外と大きいです。




■ANAゴールドカード特別ボーナスマイル

「ブロンズ」、「プラチナ」、「ダイヤモンド」のプレミアムサービスメンバーが、ANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアム、ANAダイナースカード、SFCゴールド、SFCプレミアム等の対象カードを保有していると、カード継続ボーナスマイルにプラスして、特別ボーナスマイル2,000マイルが加算されます。

ANAカードワイドゴールド:カード継続ボーナスマイル2,000マイル+特別ボーナスマイル2,000マイル
ANAカードプレミアム:カード継続ボーナスマイル10,000マイル+特別ボーナスマイル2,000マイル




■マイルからANA SKYコインへの交換

ANAカードワイドゴールド、ANAカードプレミアム会員であれば、80,000マイル以上は1.6倍、それ以外のANAカードでは1.5倍で交換できますが、一般会員はマイル数に関わらず1.2倍の固定レートですが、「ブロンズ」、「プラチナ」、「ダイヤモンド」のプレミアムサービスメンバーは85,000マイル以上は1.7倍で交換することができます。0.1倍でも100,000マイルをANA SKYコインに交換すると10,000円相当の差が発生します。一般カードとプレミアムサービスメンバーなら0.2倍で20,000円相当の差になります。




SFC会員になるということは、ある程度は航空機の利用することが前提で、普通に生活する中では航空機利用がほとんどないという方はいないと思います。
そうした中で、年間スケジュールで計算し、あと少しで「ブロンズ」、あと少しで「プラチナ」に到達できるとなった場合に、フライトボーナスマイルやSFC会員にはなくて、プラチナサービスメンバーにはあるというカード継続時の特別ボーナスマイルやSKYコインへの交換レート差0.1倍を考慮すると「ブロンズ」維持、「プラチナ」維持のための家族旅行や修行というのが現実的になってくるのかもしれませんね。