2016年3月26日土曜日

優先チェックインと手荷物の優先取り扱い

今回は実際に空港に着いてから搭乗するまでの特典を、流れに沿って紹介していきたいと思います。

1. 優先チェックインカウンター
まず、優先チェックインカウンターです。
羽田空港国内線第2ターミナルにはANA PREMIUM CHECK-INとダイヤモンドメンバー専用のANA SUITE CHECK-INがあり、プラチナメンバーとSFC会員、プレミアムクラスを利用する場合は全員がPREMIUM CHECK-INを利用できます。また、羽田空港はPREMIUM CHECK-INに専用の保安検査場があるので、一連の手続きがワンストップで済みます。

伊丹空港も1階のチェックインカウンターとは別に、2階出発ロビーの保安検査場付近にPREMIUM CHECK-INが設置されていて、予約変更や手荷物の預け入れから保安検査場の専用レーンを利用できます。

座席指定優先サービスやラウンジは同行者も利用できるので勘違いしがちですが、普通席利用の場合はプラチナメンバー、SFC会員本人のみが優先チェックインカウンターを利用でき、同行者は利用できません。

その他の空港では、チェックインカウンターの中にPREMIUM CHECK-INレーンが設けられていて、一般レーンが混雑していてもスムーズな搭乗手続きができます。

◆優先チェックインカウンターでできること
搭乗手続き(SKIPサービス利用時は不要で、そのまま保安検査場へ)

予約の変更・アップグレード
アップグレードポイントを利用する場合はチェックインカウンター、自動チェックイン機のどちらでもアップグレード手続きができますが、追加料金9,000円を支払ってアップグレードする場合はチェックインカウンターでのみ手続きができます。アップグレード料金は現金、クレジットカード、楽天Edyで支払うことができます。

手荷物の預け入れ(預け入れる手荷物がない場合はそのまま保安検査場へ)
ANA国内線は普通席が20kg、プレミアムクラスは40kgまでは無料の預けることができます。そして、プレミアムメンバー、SFC会員はさらに+20kgまで無料で預けることができるので、プレミアムクラスを利用する場合は1人最大60kgまで預けることができます。

優先チェックインカウンターでは手荷物の預け入れ手続きも行うことができます。
主要な空港ではチェックイン手続きそのものよりも、手荷物を預けるためのX線検査や預け入れ手続きの列が長くなり、団体客や週末や連休の午前中に重なると長蛇の列になってしまいます。

羽田空港ではANA BAGGAGE DROPという自動手荷物預け機の利用も可能ですが、スーパーのセルフレジのように、不慣れな人、子連れの人に限ってそういったものを使いたがる傾向があるようで、混雑緩和が目的で設置されているものが、かえって混雑に拍車をかけるという状況を何度か目にしています。

そういった場合でも、優先チェックインカウンターであれば順番待ちは多くても数人程度なので、混雑する週末や連休でも搭乗手続きから手荷物の預け入れまでがスムーズにできるので、プレミアムクラス利用などで1度経験してしまうと、もう一般のチェックインカウンターや保安検査場には戻れません。



2. 専用保安検査場
国内線の場合、羽田空港のような専用ブースではありませんが、新千歳、伊丹、福岡には通常の保安検査場の近くに専用レーンが設けられています。
連用レーンを抜けるとラウンジ入口があるので便利です。

チェックインカウンター同様、国内線ではSFC会員本人しか利用できないので、同行者で手荷物を預け入れる場合は、預ける手荷物をSFC会員本人にすべて託し、真っ先に一般の保安検査場に並びます。
一方、会員本人は全員分の手荷物を優先チェックインカウンターで預け入れ、専用保安検査場を通過します。
そうすることで、混雑している一般の保安検査場と専用保安検査場をスムーズに通過できる会員本人とのタイムラグが少しでもなくなるように工夫しましょう。


3. 手荷物の優先お取り扱い
PREMIUM CHECK-INに限らず、プラチナメンバー、SFC会員であれば預けた手荷物には国際線では優先タグ、国内線では取り付けられるラベルが優先ラベルになり、到着地で手荷物が返却される際、ターンテーブルで最優先で返却されます。

家族やグループで行動する際、1人だけ早く手荷物を受け取っても、全員分が揃うまで待たなくてはならないから意味がないと思われるかもしれませんが、SFC会員などは普通席でも1人40kgまで預けることができるので、全員分の手荷物を会員本人の手荷物として手続きを行えば、すべての手荷物が優先的に返却されます。
大小のスーツケース各1個、合計2個預けた際、カウンターの重量表示は15kgでしたので、特殊な荷物を運んだりしなければ、家族旅行や3,4人のグループ旅行の場合は対象者1人いれば、全員分の荷物を優先扱いで預けることができると思います。


























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