2016年5月22日日曜日

国際線機材B767-300ER運航国内線のANA機内Wi-Fi


国内線機材のWi-Fi対応がなかなか進まないのですが、国際線機材は対応機材が多いので、羽田=関西のB767-300ERに淡い期待をきていたところ、Wi-Fi対応のステッカーがありました。





















機内のパンフレット類の中にもANA WiFIの文字。

飛行時間が45分程度の羽田=関西の機内でインターネットがないと困る環境でもないのですが、あるならやってみようということで試してみました。

まず、ANAアプリから国内線機内Wi-Fiにアクセスすると接続できません。パンフレットの中を確認してみると利用可能になったらお知らせするみたいなことが書いてあるので、「まだかなー、やっぱり使えないのかな」なんて思いながら、「何か電波は飛んでないのかな?」と試したところ、On-airというネットワークSSIDが出てきたので、スマホのブラウザを立ち上げたところ15分無料などの料金プランが出てきたので、15分無料をクリックし初回登録などを行ったところインターネット接続ができました。



















国内線機内Wi-FiはネットワークSSIDが「ANA-WiFi-Service」なので、今回接続できたのはおそらく国際線用のANA Wi-Fi サービスだと思います。
また、国内線機内Wi-Fiで案内されているようなテレビ、ビデオ、オーディオといったコンテンツも利用できなかったので、国内線向けサービスと国際線向けサービスは全くの別物のようです。

たしか、今回の羽田→関西の飛行時間は53分、関西→羽田が46分で、離着陸前後の一定時間利用できないことを考慮すると利用できるのは正味30分程度、飛行時間の長い路線でも1時間程度だと思うので、インターネットに接続できなくてもいいですし、小さな画面でテレビのスポーツ番組やビデオコンテンツを利用できなくても何の問題もありません。

その点、他社が導入しているのにANAが未対応ということだけは避けたいための導入なのかもしれないので、国内線機材のWi-Fi対応が進まないのも仕方ないのかもしれません。