2016年5月25日水曜日

国際線機材B767-300ER運航国内線で羽田=関西を往復した。

今回は日帰り関西で、行きも帰りも時間に余裕があったのであえて羽田=関西往復で、どちらも国際線仕様のB767-300ERで運航されるNH93便とNH100便を利用しました。プレミアムメンバー、スーパーフライヤーズカード会員であれば旅割75、旅割55といった割引率の大きな運賃でも、予約当初から前方5席×7列の国際線ビジネスクラスシートが指定できる座席指定の優先サービスがあるので、往復ともにそちらを利用することができました。


まずは往路。
基本羽田へは車。予約なしでもターミナル連絡通路がある駐車場4Fに止めたいので5時半頃には着くようにしています。NH93便は定刻7:05なのでラウンジでゆっくり過ごします。
私のお気に入りは窓際のデスク席です。電源、読書灯はあり、椅子も自由に動かせるタイプなので基本このあたりを利用します。























 

国際線機材B767-300ER運航国内線のANA機内Wi-Fi」でも触れたように、当日は往復ともにANA WiFiサービス対応のB767-300ER(機体番号:JA619A)でした。
実際に機内ではWi-Fiでインターネット接続することができました。詳しくは上記リンクをご覧ください。



次に座席はANA BUSINESS CRADLE(クレイドルシート)で、最前列は壁面備え付けのモニターですが、2列目以降には個別モニターがありました。
とはいえ、飛行時間1時間にも満たない国内線ですし、当日はWi-Fiの方に集中していたので、飛行経路や現在地の表示や機内エンターテイメントが利用できるのかは試していません。


そして、やはり国内線が国際線機材で運航され、普通席の運賃で前方の国際線ビジネスクラスシートが利用できることを知らない乗客も多いようで、「あれ?この飛行機、プレミアムシートがあるよ!?」とか、搭乗券片手に「何番?」「私たちはもっと後ろよ!ここは高い席だから!」というように会話が聞こえてきました。






また、1列目は座席にコンセント、USB端子、iPod端子が、2列目以降は座席にコンセントとUSB端子、画面横にiPod端子がありました。
1列目利用時は離陸前から利用可能な状態で、飛行中もスマホの充電ができたのですが、もう1便では離陸から着陸までコンセントが利用可能な目印である緑のランプは1度たりとも点灯しませんでした。

今回に限らず、国内線機材でプレミアムクラスを利用している場合も、CAさんによっては乗客から「コンセント使えないんですか?」というように聞かれるまで(もしくは「使わせないわよ!」と思ってるかは知りませんが)主電源を切ったままのことがあります。(主電源は機体左前方のチーフパーサーが着席するあたりにあります。)
また、中にはコンセントだけでなく、CAさんによっては離陸前の安全設備に関するビデオを流した後は着陸まで一切モニターすら映さない場合もあります。機長からの挨拶もあったり、なかったりなので、その辺はクルーに一任されているのか分かりませんが、もう少し徹底してほしいと思いますね。

























そして、復路。
NH100便は定刻21:35ですが、当日は関西空港まで順調で、予定より早く20:00前に到着したので帰りもラウンジでゆっくりします。
発着便の数からいって羽田に比べると規模が小さな空港だけあって、ラウンジもそんなに広くありませんでしたが、飲み物も一通りあり、座席もデスクタイプとソファータイプの2種類がありました。


この時点でプレミアムクラスの設定がある札幌、那覇への最終便も出発時刻を過ぎていたので、プレミアムクラスの設定がない国際線機材のB767-300ERで運航されるNH100便利用客で、ANAラウンジを利用できるのはプレミアムメンバー(ダイヤモンド/プラチナ)、スーパーフライヤーズカード会員、スターアライアンスゴールドメンバーであるか、ANAカードプレミアム会員(座席指定の優先や優先搭乗、手荷物の優先などのその他の特典はなし)、もしくはブロンズメンバーがマイルかアップグレードポイントを利用した場合なので、当時のラウンジ内には自分を含め15~20名程度の利用客で、実際に搭乗するとビジネスクラスシートの前方座席にはラウンジにいた人がほとんどでした。

また、機材は当日、羽田→関西→香港→関西ときた朝と同じJA619Aだったので、機内のサービスや環境は全く変わりませんでした。


今回、久しぶりに国際線機材で運航される国内線を利用してみて、関西空港は伊丹空港と比べると大阪市内へのアクセスなどは多少時間がかかるのですが、往復ともにB767-300ERで運航される便を選べるスケジュールであれば個人的には関西発着の方がいいですね。

さらに、神戸発着のANA便は昨年の減便で朝晩1便ずつのみになってしまったので、神戸方面に赴く際も神戸・関空ベイシャトルを利用すれば関西空港と神戸空港が、実際には利用していないので時刻表通りであればという前提ながら1時間足らずで移動できるので、神戸空港に18時~19時に到着して、ANAラウンジがない神戸空港を利用するくらいなら、そこからベイシャトルで関西空港に移動すれば20時前後には関西空港に着くことができるので、飲食店も数多くある関西空港の方が何かと便利なんじゃないかと思います。


今後も、貴重な国際線機材運航の国内線はなくさないでほしいです。

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