2015年11月8日日曜日

折り返し便は同じキャビンアテンダント(CA)になる?

ANAプレミアムメンバーサービスのダイヤモンド修行、プラチナ修行、またはSFC修行では、羽田空港拠点の場合、沖縄路線(那覇もしくは石垣)のプレミアムクラスをプレミアム株主優待割引運賃で往復するのが一般的です。(運賃/獲得プレミアムポイントで計算した場合)


ここで問題というか、気になるのが「折り返し便では往復ともに同じキャビンアテンダント(CA)になる?」ということです。
お金を払って乗ってるんだから、どんな使い方しようと客の勝手と言われたり、中には同じCAでも全く気にしない人、逆に同じCAの方がそれをきっかけにお話しできてうれしいというようなつわものもいらっしゃるようですが、自分はそんなハートは持ちあわていません。



まず、羽田=石垣は基本的に羽田から到着した機材B737-800(機体番号JA72AN)が現地滞在1時間程度で羽田に折り返しているので、操縦士以下、他のクルーも折り返し羽田へ戻る可能性が高いと思われます。宿泊するのであれば、長距離折り返しを2日連続で乗務するCAもいないだろうし、万が一に2日連続で同じCAでも1泊旅行であれば何の問題もありません。
(ただ単に修行で同じCAが担当というのが気まずいだけですね)



また、羽田=石垣は週末や観光シーズンはB787-8で運行されることが多いので、操縦士のライセンスやCAの乗務人数の兼ね合いもあり、B737-500/B737-800で運行される那覇=石垣と機材繰りを行うことは考えにくいということもあります。




次に、羽田=那覇は機材繰りが複数の路線にまたがって行われているため、単純に羽田→那覇→羽田と折り返す機材もあれば、羽田→那覇ときて、次の便では福岡や中部に向かう機材、中部や広島から那覇に到着し、次の便では羽田に向かう機材など、乗客は短時間で折り返しても機材やクルーは違うということもあります。


以下は11月11日の羽田⇔那覇の早朝から午前にかけてのダイヤと11月7日の機材繰りです。
 

11月7日の早朝から午前中の機材繰り。

 

◆JA51AN(B737-800)461便(羽田6:10発/那覇9:00着)、その後、1202便(那覇9:55発/福岡11:40着)で運航されます。

◆JA705A(B777-200)は993便(羽田6:40発/那覇9:25着)、折り返し994便(那覇10:15発/羽田12:30着)で運航されます。

◆JA745A(B777-200)は301便(中部8:25発/那覇10:50着)、その後、462便(那覇11:35発/羽田13:50着)で運航されます。



よって、416便(羽田6:10発/那覇9:00着)で那覇に到着後、994便(那覇10:15発/羽田12:30着)、462便(那覇11:35発/羽田13:50着)で羽田に戻るのであれば、機材繰りからいえば同じCAになる可能性は低くなります。

一方で、993便(羽田6:40発/那覇9:25着)で那覇に到着後、994便(那覇10:15発/羽田12:30着)で羽田に戻ろうとすると、往路と同じ機材に乗ることになるので、乗務するCAも同じ可能性が極めて高いことになります。


ということで、午前中に手っ取り早く、かつ、同じCAを避けて羽田⇔那覇を往復したい場合は早朝のANA461便で那覇に向かえば、ANA994便、ANA462便で戻ろうとANA461便の機材・クルーはANA1202便の福岡線を担当しているので、安心して(?)搭乗することができます。

ANA993便で那覇に向かい、同じCAは避けたいという場合は那覇に9:25に到着しても、11:35発以降の便まで待たなくてはなりません。


もちろん、前日や当日に欠航や遅延が発生すると機材繰りの都合で運行形態やクルーの勤務体系にも変更が生じて、乗る側の予定通りいかなくなる可能性もありますが、現在の2015年冬ダイヤでは基本的に上記のような機材繰りパターンになっているようです。






また、直接関係ありませんが、機材情報はflightrador24というサイトを参照しています。
例えば、462便に搭乗する場合、基本的に中部からの301便の機材になるので、前日夕方の308便(那覇→中部)を確認しておけば、前日夜に462便の機材を確認することができます。

そうすれば、前後の便に空席があれば
「明日の機材は古いB767-300だから1つ前の便で早めに帰ろう」
「少しゆっくりして1つ後の大きい機種のB777-300で帰ろう」
といった、自分の中での機材繰りも楽しめます。

さらに、ANA×スターウォーズで11月22日から機体番号JA604AのB767-300がスターウォーズジェットになり、機内の備品も特別仕様になります。
なので、11月22日以降、搭乗予定日前日のJA604Aが308便で運航されれば、翌日の301便と462便もスターウォーズジェットでの運航がほぼ確定となります。


ちなみに、462便で羽田に到着した機材は折り返しどこに向かうか、はたまた整備のため運用を外れるのかは、その後の予約状況などによって異なるようで、前日308便から推定できるのは462便までのようです。
先日も折り返し那覇に向かった日もあれば、大型機のB777-200がまさかの折り返し岡山便を担当という日もあったので、機材繰りは本当に複雑なようですね。


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