2016年2月23日火曜日

ANA国内線のWi-Fiサービス

ANAの国内線Wi-Fiサービス「https://www.ana.co.jp/domestic/departure/inflight/wifi/

2016年1月からサービスの提供が始まったANA国内線のWi-Fiサービス。「羽田発着の千歳、福岡、沖縄路線を中心に」というのも無理はありません。サービス開始時点でWi-Fiに対応した機材はB777-300(JA754A)の「ポケモンピースジェット」1機のみで、B777-300で運航される国内線といえば羽田=新千歳、那覇をメインに、繁忙期は羽田=福岡便などで運航される程度です。

以前は羽田=伊丹でもB777-300で運航される便も比較的多くあったのですが、最近ではすっかりB777-200メインとなってしまいました。これも新幹線との競合による影響の1つといえるかもしれません。


さて、初めの1歩ということで1機からサービス開始ですが、今後はB777、B787、B767、B737-800、A320と国内線主要機材には順次導入され、機体上部にコブのような衛星アンテナが装着されていきます。


このサービスは任意のWEBサイト閲覧や電子メール送受信のようなインターネット接続を伴う利用には料金が発生しますが、その他のコンテンツは無料で楽しめるようです。






















中でも私が個人的に楽しみにしているのが、日テレ24などの衛星放送や音楽コンテンツではなく、フライトマップなどの情報サイトです。

画像はB737-800のフリップダウンモニターですが、B777、B787、B767などの固定式モニターと違い、離発着時は格納されてしまい映像を見ることはできませんし、CAさんによっては機内安全ビデオが終わると着陸まで出さずじまいだったり、固定式モニターの機材でもANAと自治体や企業とのコラボ番組を流し終わるとモニターを切ってしまうCAさんもいます。


フライトマップが映し出されると、自分がどのあたりを飛んでいるのか、大体の位置が分かれば自分が眺めている街がどこなのか、あの湾は〇〇湾だとか、景色をより楽しむことができます。なので、Wi-Fiサービスがあれば、モニターのないA320だったり、フライトマップを映してもらえない時にもスマホ片手に景色を楽しめるのではないかと思っています。


おそらく、今後は既存の機材の改修工事と並行して、B787やA321などの新造機を受領する際は運航開始時点でWi-Fiサービスに対応しているはずなので、導入が加速していけば意外と早い段階でWi-Fi対応機材に搭乗できるかもしれません。

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