2016年3月18日金曜日

【ANAの利用方法】国内線プレミアムチェックイン

羽田空港は隔離された完全専用エリア

ANA国内線では、プレミアムサービスのダイヤモンド/プラチナ、スーパーフライヤーズカード会員になると、普通席の利用でも主要空港では一般カウンターではなく、「プレミアムチェックイン」が利用できます。(プレミアムクラス利用であれば会員種別に関係なく利用可能です)
羽田空港では通常のカウンターとは隔離された専用ブース、他の主要空港では手荷物検査場付近やANAカウンター内に専用レーンがあり、チェックイン、手荷物の預け入れ、アップグレード、予約変更などの手続きを少ない待ち時間で行うことができます。
(ダイヤモンドメンバーは羽田、那覇などではスイートチェックインが利用できます。私にとっては未知の世界なので説明は割愛というか、説明できません。)

意外と混雑するプレミアムチェックイン




























画像はある日の羽田空港PREMIUM CHECK-INカウンターです。

当日、SKIPサービス利用でアップグレードや予約変更がない場合は手荷物の預け入れ手続きを行いますが、プレミアムチェックインでは予約変更、プレミアムクラスへのアップグレード、手荷物の預け入れがワンストップでできるため、混雑していなければとても便利なのですが、特に羽田のプレミアムチェックインでは座席のアップグレードや予約変更などを希望する利用客が多いようで、1人1人の手続き時間が長くなる傾向があります。
また、時々いるのが、予約や座席位置などに関して、ああでもない、こうでもないとスタッフを困らせている利用客もいるのです。この日も応対に時間を取られていたため、急きょ画像2枚目の空きカウンターにスタッフが1人やってきて、私の前の利用客の手続きを開始しました。その後、左側の男性客の手続きが終わり、私が案内される段階になっても何やら説明を受け続けている夫婦と思しき利用客がいました。

そうなると、羽田のプレミアムチェックインは他の空港に比べカウンターの数、スタッフの人数も多いのですが、いかんせん利用者も多いので意外と混雑します。なので、プレミアムチェックインは混雑知らずで、スムーズに通過できると思っていると面食らう場合があるかもしれません。一般のカウンターや保安検査場に比べればスムーズですが、休日などは少し時間に余裕をもって行動した方がよいことに変わりありません。


1.手荷物の預け入れ
プレミアムチェックインが利用できるのは会員本人のみなので、グループや家族で移動する場合は会員本人が全員分の荷物をまとめて手続きすると、預け入れはもちろんのこと、返却時に優先的にレーンに流れてくるので移動前後の時間節約に便利です。






























もしかしたら預け入れる手荷物は3辺合計が203cm以下、重量20kgまでのものを1人につき1個と勘違いをされている方がいるかもしれませんが、3辺の合計が203cm以下の荷物であれば重量制限内でいくつでも預けることができます。
1人1個とアナウンスさせているのは機内持ち込みの手荷物です。(何食わぬ顔して機内持ち込みサイズのスーツケース+カバンなど、1人で2つ以上持ち込んでいる方も多いですが。。。)

例えば、SFC会員であれば普通席でも40kgまで預けることができるので、4人グループや家族で移動の際、全員が重量10kg以下のスーツケースを持っていて、その中にSFC会員が1人しかいなくても、その1人が4つのスーツケースをまとめて手続きすれば、到着空港の返却レーンで、全ての荷物が優先扱いとなり、比較的早い段階で受け取ることが可能になります。



2. 専用保安検査場
専用保安検査場が設置されている空港は限られていますが、羽田空港の場合、プレミアムチェックインから直結で専用の保安検査場があります。
こちらも、プレミアムチェックイン同様に会員本人しか利用できないので、同行者も一緒にラウンジを利用する際は、同行者は一般の保安検査場を通過後にラウンジ入口で待ち合わせるなどの工夫が必要です。ただし、専用保安検査場があるのは新千歳、羽田、伊丹、福岡のみです。

その他、プレミアムチェックインカウンターとラウンジがありながら、専用保安検査場がない中部、関西、広島、鹿児島、那覇といった空港では、プレミアムチェックインでスムーズに手続きができても、保安検査場が長蛇の列となってしまっているとあまり意味がありません。



3. ANAラウンジ(ダイヤモンドメンバーはANAスイートラウンジ)









プラチナ、SFCの会員本人と同行者1名が主要空港ではANAラウンジが利用できます。ダイヤモンドメンバーは新千歳、羽田、伊丹、那覇ではANAスイートラウンジが利用できます。

【ANAラウンジ入室方法】
①SKIPサービスを利用+同行者なし
プラチナ、SFCの会員本人のICカード、ANAアプリをインストールした携帯・スマホ、搭乗券をラウンジ入口の端末にかざし、認証されれば入室できます。

②SKIPサービスを利用+同行者あり(1名)
まず、受付のIC端末の同行者受付ボタンを押してからプラチ/SFC会員本人のICカードなどを端末にかざし、認証後に続いて同行者のICも端末にかざします。

ほとんどの方が以上の①、②に該当すると思いますが、SKIPサービスでステイタスを達成したお客様番号が登録されていれば、ステイタスカードを提示しなくても、ICをラウンジ入口の端末にかざすだけで入室可能です。


③SKIPサービスなし(マイレージ事後登録等)の場合
ANAラウンジ受付の係員に当日の搭乗券とプラチナステイタスカード、もしくはSFCを手渡し、手続きを行ってもらうことになると思います。同行者が1名いる場合は同行者の搭乗券も手渡します。

④同行者が2名以上の場合
2人目以降の同行者がANAラウンジを利用するにはアップグレードポイント2Pか、2,000マイルどちらか必要になります。3名以上で利用した経験がないので定かではありませんが、会員本人のマイル口座からアップグレードポイントかマイルのどちらかを減算することになるので、「2人目の同行者はアップグレードポイントでお願いします」と言って、ステイタスカードを手渡すのが確実だと思います。



ちなみに、アップグレードポイントやマイルが足りない、プラチナ、SFCの会員本人や同行者でもないという場合でも、羽田発の国内線では「ANA MY CHOICE」で1回3,100円を支払えば誰でもANAラウンジを利用することができます。ANAラウンジに1回3,100円を支払ってまで利用する価値があるかといえば微妙な金額設定ですが。


このような流れで、羽田空港であれば、プレミアムチェックインで手荷物を預け入れてから、専用保安検査場を通過し、ラウンジに入るまで10分もかからないと思います。

一方で、週末や連休中の通常のチェックインカウンターや一般の保安検査場は列が長くなり、出発時刻が迫っている利用者が優先して案内されることもあるので、手荷物を預け入れるだけで10分以上かかってしまうということもありました。



私の場合、もちろんラウンジが利用できたりすることも魅力ですが、航空機利用でもっとも煩わしい混雑や待ち時間を回避できるというのがSFCを取得することの一番のメリットだと感じています。それらのメリットをANAスーパーフライヤーズカードの中で最も安価な一般カードであれば、年会費10,250円+税を支払い続けることで半永久的に受け続けることができます。

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