2015年11月24日火曜日

SFC修行に必要なもの、あった方が良いもの

SFC修行に必要なもの、あった方が良いものを紹介したいと思います。


現状の羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃は30,190円です。

SFCカード会員になれるプレミアムメンバー「プラチナ」基準の50,000PPを単純に羽田=那覇のプレミアム株主優待割引運賃で貯めるには9往復18便、航空運賃だけで金額にして543,420円が必要になります。加えて、株主優待番号ご案内書(株主優待券)が18枚必要になります。
※2015年12月はプレミアム旅割28がプレミアム株主優待割引運賃と同水準の時期もあったので、そういった期間をうまく活用できれば必要枚数は減らせる場合があります。


◆ANAカード(できればANAカードワイドゴールド)

まず、543,420円をクレジットカードで決済するのであればANAカードは必須アイテムになると思います。基本システムとして、ANAカードでの支払い1,000円毎にクレジットカードのポイントとして1P貯まり、1Pは10マイルに移行することができます。

また、ANA SKY WEBでインターネット購入したANA航空券の航空運賃をANAカードで支払うと、ANAカードマイルプラスとして、税込100円につき1マイルがクレジットカードのポイントとは別にマイル口座へ積算されます。

なので、基本的な1%還元のANAカード以外のクレジットカードで支払うと5,434円分のポイントが貯まるのに対し、ANAカードで支払うと5,430マイル分のクレジットカードのポイントと、ANAカードマイルプラスとして5,434マイルがマイル口座へ積算されます。よって航空券購入だけで合計10,864マイルが貯まることになります。
※実際はクレジットカードのボーナスポイント等でもう少し貯まることがあります。
※ANAカードは年会費やマイル移行手数料が必要な場合があります。


これをSFC修行完了後、ANA SKYコインへの交換倍率1.7倍期間中に交換すると、10,864マイル×1.7倍で約18,468円相当のANA SKYコインになり、これは率にして約3.4%還元になります。




さらに、ANAカード保有者にはフライトマイルにボーナスマイルが加算されます。
※一般カード/ワイドカード:10%、ワイドゴールドカード:25%、プラチナカード:50%

例えば、ANAワイドゴールドカードを保有し、羽田=那覇をプレミアム株主優待割引運賃で搭乗すると1区間で6往復12便までは区間マイル1,230マイル、ボーナスマイルが307マイル貯まります。

そして、6往復12便で34,320PPになり、ブロンズ事前サービスが開始になるので、所定の手続きを経て13便目からはボーナスマイルがANAカードワイドゴールド+「ブロンズ事前サービス」で積算率が45%にアップし、ボーナスマイルが553マイルが貯まるようになります。



よって、通常のフライトマイルが1,230マイル×18便、ANAカードワイドゴールドとしてのボーナスマイル307マイル×12便、ANAワイドゴールドカード+ブロンズ事前サービスのボーナスマイル553マイル×6便で合計29,142マイル貯まり、航空券購入の際に貯まったマイル同様に、ANA SKYコインへの交換倍率1.7倍の期間中に交換すると、29,142マイル×1.7倍で約49,541円相当になります。航空券購入時のマイルと合計すれば最低でも約68,009円分のANA SKYコインが貯まり、約12.5%還元という大きな数字になります。
※マイルを羽田=那覇や国際線の特典航空券に交換すれば還元率はさらに上がる場合があります。



ANAカードはポイントサイト経由して申し込むと、ご自身へのポイント還元付きで作成することができます。おすすめサイトは「ハピタス」で、ANAカード以外にもネット通販等でも、サイト内のバナーを経由して購入すると、ご自身へのポイント還元付きで買い物することができます。

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◆株主優待番号ご案内書(株主優待券)

プレミアム株主優待割引運賃で利用するには、文字通り株主優待券が1便につき1枚必要になります。
主な株主優待券を入手する手段としては
①金券ショップ/ネットオークションで購入する
②実際にANAホールディングスの現物株主になり、優待自体は無料で手に入れる
③優待クロス取りという手法で安価に手に入れる

②のANAホールディングスの株主になるには、1単元(1000株)で約30~35万円程度の資金が必要になります。株主になると毎年2回、3月末と9月末時点の株主に対して株主優待としてANAの株主優待運賃が利用できる「株主優待番号ご案内書」とANAグループで利用可能なクーポン冊子が送られてきます。
株価変動により元本割れのリスクはあるものの、制度が続くのであれば、取得した株を手放さない限り半永久的に株主優待を受けることができます。また、3月末の株主には配当金も支払われます。


③優待クロス取りという手法は「松井証券」や「カブドットコム証券」など、一部のネット証券で利用できる取引手法を用いた株主優待を最低限の費用で得られる方法です。詳しい方法などは割愛しますが、私個人としてはあまりオススメしません。
この方法は毎年2回、3月末と9月末に株の現物売買と信用売買を行い、現物売買の手数料と信用売買の金利が発生するので、株価変動のリスクを回避することができる反面、必ず一定の費用が発生します。
また、優待クロス取りにおける信用売買では、配当相当額を支払わなければならないので、現物売買で得られる配当と相殺されてしまい、現物株主の株主優待+配当というメリットに比べ、株主還元という面では魅力も半減です。

仮に、②のように現物株主になり、株価が下がり元本割れになってしまったとしても、10年継続保有したとすれば株主優待を20回、配当を10回(無配となる可能性はありますが)受け取ることができるので、元本割れという精神衛生上の問題があったとしても、10年分の株主優待+配当をもしのぐほどの株価下落の可能性は低いのではないかと思います。

逆に、ある程度株価が上昇した場合は一旦売却することで、優待+配当に加え、売却益まで得られる可能性もあります。


いずれにせよ、②、③の方法で株主優待券を入手するためには証券会社に口座を作る必要はあります。先ほど紹介した「ハピタス」にはネット証券会社も参加していて、バナーを経由して口座開設を申し込めば、ご自身へポイントが還元されます。

証券会社によってNISA口座の取引は便利だけど、一般口座(特定口座)の手数料が高かったり、優待クロス取りという手法が使える証券会社は限られているので、目的に応じて証券会社を使い分けているという方が多いようです。


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