2015年12月11日金曜日

なぜSFCが必要なのか。

スーパーフライヤーズカード(SFC)がなぜ必要なのか、ほとんどが羽田発着の国内線利用の私にとってのメリットと照らし合わせて考えてみます。


◆予約・購入時

・前方座席が指定できる

以前は種別は問わずANAカード会員であれば、発売直後の旅割などの割引運賃でも普通席前方座席を指定できたのですが、昨年の冬ダイヤ(10月26日搭乗分)から搭乗日2日前(ANAカード会員以外は前日)にならないと開放されなくなってしまいましたが、プレミアムサービスメンバー、SFC会員であれば発売当初から割引運賃でも前方座席が指定できます。




実際にブロンズ事前サービス開始後に旅割75の予約をしてみました。

プレミアムポイントキャンペーン」でも書いた通り、2016年2月末に設定されている羽田=那覇の旅割75で運賃は9,790円、獲得PPが1,476PPでPP単価:約6.6円の格安便です。ブロンズ事前サービスでもご覧のように普通席前方座席のほとんどが事前指定可能になっています。
■□■のように横3列の両端が指定済みの場合、満席近い予約が入らない限り、中央の席を好き好んで選択するような人もいないと思うので、すでにステイタス獲得済みで、ブロンズ維持、プラチナ維持を計画している場合、こういった格安運賃で前方座席指定サービスがあると便利ですね。

そして、なぜ前方座席指定が特典として存在するかですが

・搭乗時、機体後方まで歩くのが面倒
・後方座席では前方から降機するので、自分が降機まで時間がかかる

といったことが考えられます。



◆利用当日

・専用保安検査場・ANAラウンジなどが利用できる

ANAは現在、国内線ではエアドゥ(AIRDO)、スターフライヤー(SFJ)、ソラシドエア(SNA)とコードシェアを行っていて、今後はスカイマーク(SKY)とのコードシェアも開始される予定です。
全便がSFJ運航の北九州、半数近くがコードシェア便の熊本、長崎、大分、宮崎、k鹿児島といった空港は時間帯によってはコードシェア便をANA便として利用せざるを得ない状況も出てくることがあります。
その際、コードシェア便は全席普通席のため、プレミアムサービスメンバー、SFC会員でないと専用保安検査場「PREMIUM CHECK-IN」や「ANAラウンジ」、「手荷物の優先返却」といったサービスを受けることができません。

言い換えれば、SFC会員になってしまえば、現状の制度が継続される限り、それらのサービスを受けることができるのです。


予定されているSKYとのコードシェアに関しては、独占禁止法との兼ね合いから羽田=新千歳、福岡、那覇は実施できないらしいので、現在のSKYのネットワークから言えば、羽田=神戸、羽田=鹿児島、その他の地方路線でコードシェアが行われるのではないかと思います。

神戸発着のANA運航便は新千歳1便、羽田2便なので、そこに新千歳3便、羽田8便を運航しているSKYとのコードシェアが開始されれば、神戸はSKYのハブ空港なので、北九州のように全便コードシェアという形になり、ANAの神戸空港撤退という可能性も浮上してくるのではないかと思っています。

そうなると、プレミアムクラスの設定はないので、搭乗前後のサービスを受けるためにはプレミアムサービスメンバー「プラチナ」「ダイヤモンド」かSFC会員になる必要があるのです。



特に、「ANAラウンジ」はアルコールや青汁、野菜ジュース含め飲み物は無料ですし、コーヒーもその場で豆を挽く高級ドリップマシーンがあって、快適なので早めに空港に行き、ついつい長居してしまいます。私は酒、タバコはやらないので、恩恵を最大限受けるのは難しいですが。




・羽田空港P3駐車場予約サービス

まだ利用したことがないので、一般予約枠とは別枠が確保されているのかは不明ですが、P3駐車場の予約サービスがあります。

早朝便を使うのであれば、平日でも週末でも満車なことはまずありえないとは思いますが、時間がたつにつれ、土日、連休中は満車になることが多く、大型連休となれば1時間待ち、2時間待ちということもあります。(3連休の2日目午後に帰ってきた時、駐車場入庫待ちの車列がすごいことになっていました。)


羽田空港自体が観光スポット化している側面もあるので、そういった方が駐車場に入れないのは仕方ないのですが、そういった利用者に巻き込まれて、本当に飛行機を利用する人が、早めに空港に着いたのに、駐車場入庫が2時間待ちでは大ピンチですよね。




他にもマイレージ関連などのメリットはたくさんありますが、実際に飛行機を利用するうえで便利なサービスはこんな感じでしょうか。

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