2016年6月16日木曜日

夏休み初めの3連休におけるANA国内線の座席指定

夏休み初めの3連休まで1か月を切り、反響の大きいと思われるANA国内線の座席指定について、私が利用予定の7月17日のNH671便を見てみましょう。
ちなみの、土曜日からの3連休では金曜夜から土曜早朝の便で故郷や観光地に向かうというケースが多いと思うので、日曜早朝は比較的空いている便だと思います。


◆プラチナメンバーとして予約
おそらくダイヤモンドメンバー向けに一部がブロックされているであろう普通席最前列の列番号5は空席がありませんが、6列目からはまだまだ事前指定可能な座席があります。7列目中央の横並び3席が指定可能にも関わらず、10列目の3席が指定済みなので、おそらくプラチナメンバーとブロンズメンバーの境界線が9列目と10列目になるのだと思います。
ただし、21列目の足元が広い座席は3席空いているにも関わらず、ANAカード会員として予約すると事前指定はできなくなっています。
ということで、ステイタスの切れたスーパーフライヤーズカード(SFC)会員はどうなっているのかも含め、とても興味深い結果となりました。






































◆ANAカード(一般カード)会員として予約
7列目中央の中間席1席だけ指定可能ですが、基本的に5~12列目までは窓側、通路側は指定できません。また、足元の広い21列目もプラチナメンバーでは3席空いているにも関わらず、ANAカード会員で予約すると21列目に空席はありません。

























そして、さすがに後方2ブロックになると空席状況は全く同じでしたので、空席状況のみ。













【結論】
これまでプレミアムメンバー、SFC会員向けのANA国内線座席指定の優先サービスは普通席のうち前方座席のみが対象だと思っていたのですが、今回のプレミアムクラスのある国内線仕様のB767-300では、21列目の足元が広い座席もサービスの対象としてブロックされていることが分かりました。多くの利用客が見込まれる連休中だからなのか、私がこれまで気付かなかっただけなのか定かではありませんが、こんなところまでブロックするのですね。
SFC会員としては便利な座席の多くが座席指定の優先対象としてブロックされているのはうれしい限りですが、ANAにとってはそこそこ良いお客と言えるかもしれない回数こそ少ないとはいえ、ANA便に搭乗してくれるANAカード会員ですらあまり良い座席は事前指定できないんですね。

こうなると、JALにおけるSFC同様のJALグローバルクラブ会員とJALカード会員の事前指定可能な座席の違いにも興味が沸いてきます。(JGC会員になろうとは思いませんが。)

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